
代表:高井お気軽にご相談ください!
こんにちは、フジカイロプラクティック・京都太秦の高井です。今日もパソコンやスマホの画面を見つめながら、こめかみのあたりに違和感を覚えていませんか。頭が痛くなったとき、とっさに頭痛を紛らわそうとコーヒーに手を伸ばした経験、皆さんも一度はあるはずです。実はこの行動には理由があり、正しいこともあれば逆効果になることもあるんです。今日はそのあたりを、できるだけわかりやすくお話ししていきますね。




コーヒーで頭痛が楽になったことがある方も、逆に悪化した方も、まずは自分のタイプを知ることから始めましょう
仕事の合間に急にこめかみのあたりがズキズキしてきて、思わずコーヒーを淹れに立ち上がった経験はありませんか。ここでは、なぜ多くの人がこの行動を取るのか、体の仕組みから紐解いていきます。
朝からずっとデスクワークをしていると、肩や首がガチガチになってきますよね。そんな中でふと頭が重くなり、痛みを感じ始める方は少なくありません。実はこの経験則、根拠がないわけではないんです。カフェインには血管を収縮させる作用があるため、拍動性の痛みを一時的に抑えてくれることがあります。私たちの体は不思議なもので、経験的に「これをすると楽になる」と学習していきます。だからこそコーヒーが頭痛の民間療法として広まったのでしょう。
ズキンズキンと脈を打つように痛む頭痛は、脳の血管が拡張して周囲の神経を刺激することで起こると考えられています。カフェインはその血管を収縮させる働きを持っているため、結果として痛みが和らぐように感じられるのです。ただしこれはあくまで一時的な対処であって、根本的な解決にはなりません。
ここが今日一番お伝えしたいポイントです。実は効果があるのはコーヒーそのものではなく、含まれるカフェインという成分なんです。
紅茶や緑茶、エナジードリンクにもカフェインは含まれていますし、欧米で風邪のときにコーラを飲む習慣があるのもカフェインが関係していると言われています。ですのでコーヒーにこだわる必要はまったくありません。逆にカフェインレスのコーヒーではこの効果は期待できませんし、普段からカフェインを摂りすぎている方が急に量を減らすと、離脱症状として頭痛が出てしまうこともあります。これを一般的にカフェイン離脱頭痛と呼びます。毎日何杯もコーヒーを飲んでいる方が、休日に寝坊していつもより遅くコーヒーを飲んだだけで頭が痛くなった、なんて話もよく耳にします。心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
面白いことに、頭痛のタイプによってカフェインの効き方は変わってきます。以下に簡単な目安をまとめてみました。
| 頭痛のタイプ | カフェインの影響 |
|---|---|
| 片頭痛(ズキズキ拍動性) | 血管収縮により一時的に和らぐことがある |
| 緊張型頭痛(締め付けられる痛み) | 交感神経が過敏になり悪化することがある |
| カフェイン離脱による頭痛 | 少量のカフェイン摂取で改善することが多い |
このように、同じ頭痛でも原因が違えばカフェインの向き不向きも変わってきます。自分の頭痛がどちらのタイプに近いのか、日頃から観察しておくとよいでしょう。
「じゃあ結局どれくらい飲めばいいの?」という疑問が浮かんできますよね。ここでは無理なく続けられる目安についてお伝えします。
確かにカフェインには血管を収縮させる作用があり頭痛の痛みを抑えることはありますが、頭痛の対処としてコーヒーを飲むことは医師にすすめられる行為ではありません。これは飲みすぎによるカフェインの過剰摂取が心配されるためです。妊娠中の方は130〜150ミリリットルのカップで1日1〜2杯以内に控えたほうがよいと言われるように、カフェインは摂りすぎるとよくない成分とされています。量よりも大切なのは、毎日の摂取量とタイミングをできるだけ一定に保つことです。乱高下する摂取パターンは、頭痛を誘発しやすくしてしまいます。
普通の方でも毎日コーヒーを飲みすぎると、胃が荒れやすくなったり交感神経が過敏になったりする副作用が生じることがあります。以下のような症状に心当たりがあれば、少し量を見直すサインかもしれません。
思い当たる項目があった方は、少しずつカフェインの量を減らしていくことをおすすめします。急にゼロにしてしまうと離脱頭痛が出やすくなるので、ゆっくりと調整していきましょう。
ここまでカフェインの話をしてきましたが、実は頭痛の背景には姿勢の崩れや自律神経の乱れが隠れていることも少なくありません。当院で施術をしていても、そう感じる場面が本当に多いんです。
デスクワークが続くと、どうしても首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなります。すると脳への血流バランスも崩れやすくなり、頭痛が起こりやすい体になってしまいます。コーヒーで一時的に痛みを抑えることはできても、姿勢の崩れそのものを直さない限り頭痛は繰り返される可能性が高いです。私たちのところに来られる患者さんの中にも、「毎日コーヒーを飲んで頭痛をごまかしていた」という方が多くいらっしゃいます。検査をしてみると、首の筋肉の緊張や骨盤の歪みが関係しているケースがほとんどでした。
適度な量のコーヒーでほっと一息つくこと自体は、決して悪いことではありません。むしろリラックスの時間として上手に取り入れることが、頭痛予防にはよいのではないでしょうか。1時間に1回は席を立って肩を回すこと、湯船にゆっくり浸かって血流を促すこと、就寝前のスマホ操作を控えることも小さな工夫として効果的です。
コーヒーを飲むと頭痛が和らぐというのは、カフェインによる血管の収縮によるものだと考えられます。とはいえコーヒーの飲みすぎはよくありませんし、普段からカフェインを摂りすぎると、逆に飲まないときにカフェイン離脱頭痛を引き起こすこともあります。カフェインはあくまで一時的な味方であって、体そのものを整えることが本当の解決につながると私は考えています。頭痛が続いてつらいとき、どうか一人で抱え込まずに、いつでもお気軽にご相談くださいね。

