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高校生の時に、母が背骨を折って腰痛に苦しんでいたこと、小さな時から困っている人がいると助けたいと思う自分がいて、人の役に立つ人間になろうと強く思ったからです。
中学では剣道に没頭していました。高校に入ると友人に誘われるまま応援団に入り、練習はとても厳しかったです。試合の時には色々な運動部の応援に行きました。担当が私一人で、バレー部の応援に行った時には最初は恥ずかしかったけど、一生懸命戦っている選手を応援することは嫌いじゃなかったです。それも今の仕事のベースになっていると感じています。
高校2年の夏、母親が家族の洗濯物をベランダに干しに行き、その際に階段から滑り落ちて脊椎を骨折しました。ギプスで固定し予後は順調に回復しましたが、腰痛を抱えるようになっていました。そんな母親をただ見ているだけの自分がいました。
自分の性格から会社員は無理だと思っていて、手に職を付ける道に進むことを決めていました。近所の医師の勧めもあり、母親のこと、田舎で近所に治せる治療院が無かったことなどから、医療系で将来開業も出来る鍼灸を選びました。
この時、母親の腰痛、友人のケガなど、田舎に治す所が無いのなら俺が治す所を作ると、自分の将来の大義にしました。
その当時、鍼灸の4年生の大学は京都の明治鍼灸大学だけでした。将来の道を決めたら後はそれに向かって進むだけでした。
大学に入ると、1年生から勉強が超ハードでした。その当時短大から大学に変わって4期目でした。大学側も日本で唯一の鍼灸大学と、学力の向上に力を入れていたからです。教授もそうそうたる先生方が名前を連ね、京都府立医科大学や神戸歯科大学の先生方が教壇に立っていました。西洋医学と東洋医学の両方を同時に学ぶという、今思うととんでもないカリキュラムでしたが、それでも楽しい学生生活を過ごさせて頂きました。1年生の頃、私は寮生活で素晴らしい旧友達がいてくれたから、何とかこのカリキュラムに付いて行けたのだと思っています。
そしてこの時の学びが、今の支えにも成っています。
大学卒業時の進路は、鍼灸の腕を磨きたいはもちろんですが、色々と視野を広げたく、スポーツケアやカイロプラクティックなどをされている鍼灸整骨院に就職させて頂きました。そこで初めてカイロプラクティックとの出会いがありました。
こちらの整骨院に、日本でもトップクラスのアメリカ認定カイロドクターが教えに来てくれていたからです。その技術や効果は圧倒的でした。鍼灸とはまた違う、身体の変化が起こるカイロプラクティックに感動したことを、今でも忘れることはありません。
就職して1年後、働きながら柔道整復師の夜学の専門学校と、ほぼ同時に週末開催の冨金原カイロプラクティック学院に通い始めました。今思えば良く頑張ったと思います。保険診療で外傷が診れること、カイロプラクティックの技術を身に付けたいと、若さからの熱い気持ちで3年間を乗り切りました。
整骨院を退社後、整形外科、総合病院、4院の整骨院分院長を経験しました。どんな患者さんが来院されても治せるだけの腕を磨こうと決めていたからです。
1999年6月に、上京院を開業しました。最初は少しずつでしたが、10年を掛けて1日60人以上患者さんが来院する、上京区でもトップクラスの施術所になりました。そして、2009年11月に右京院を出店させて頂きました。この院が、現在のフジカイロプラクティック・京都太秦の前身の施術所になります。
フジカイロプラクティック・京都太秦は、2022年4月から新しい業態として、カイロプラクティック専門院を家業いたしました。来院して頂くと、元気のない方は元気になります。元気な方が来院されると、より元気になります。当然、痛みやケガ、症状にも対応しますが、身体が何となくしんどい、慢性疲労が辛い、自律神経失調症、自分の身体が病院に行くほどではないけれど、調子が上がらない方などにも、喜んで頂ける施術所にすることが出来ました。
当院に来られる患者さんは、あちこちの病院や整骨院に通って、良くならなかった方が多いようです。
その理由は、私が掲げている三つの施術方針、「クライアントさまに灯を灯し、救いのある施術をする」「親切・丁寧な対応」「親身になって患者さんに向き合う」を、スタッフ全員でよく守っているからだと思っています。また、「薬」を使わずに症状が改善しているところも魅力のようです。
今から10年前のことです。
その当時、私が15年に渡り診させて頂いた女性の患者さんがいました。彼女は数年前から癌の末期になっていて、私の免疫バランスを整える施術を受け1年半の間は腫瘍マーカーも安定されていて、とてもお元気な状態でした。
しかし、大学病院のドクターから3回目の抗がん剤治療を始める。と言われ、私に相談をしてくれました。
その時、彼女は私に「助けてよ」とおっしゃいました。私は、どう話をしていいのか分かりませんでした。
私個人なら、「カイロプラクティックや鍼灸を受けて、自己免疫のバランスを取り、癌と共存する。」と言えるのですが、患者さんの最終判断に、私が意見することも、恐くて出来ませんでした。患者さんが帰られた後、自分の無力さと悔しさでいっぱいでした。
彼女とお会いできたのは、それが最後となりました。以前から私の中にあった、「何とか困っている人を助けたい」という思いがさらに強くなり、この時から「救いのある施術をしていこう」と心に強く思うようになりました。
私のライフワークであるカイロプラクティックは、体の歪みからくる脊椎神経の圧迫を手技で取り除き、体の内から元気になって、身体が上手く使えたり、免疫や内臓の調子が良くなる施術法です。脳から出る命令を100%全身に伝え、生きる力の向上が目的です。カイロプラクティックは、1895年にアメリカで新しい療法として開発され、ドクターが行う手技療法として確立しています。将来に渡り、クライアントさまとご家族の脊椎を健康に保ち、その方法を学ぶお手伝いをすることが私達の仕事です。
私は自分の信じるカイロプラクティックを、もっと深く学ぶことを決め、現在もスタッフに指導しながら共に学んでいます。
当院の施術を受けると、元気な方はもっと元気になり、元気が無い方は元気になります。必ず「あなた」の健康にお役に立てる施術所だと、思っております。
なぜなら、どんな人でも「幸せは健康から」なのです。当院の施術チームが、お悩み解決や健康への一歩に繋がれば、本当に嬉しく思います。
ここまで読んで頂いて、ありがとうございます。感謝申し上げます。あなたからのご連絡をスタッフ一同、心よりお待ちしております。