
代表:高井お気軽にご相談ください!
こんにちは、フジカイロプラクティック・京都太秦の高井です。
夕方、仕事が終わる少し前になると、右のこめかみが重く痛み出す。画面の文字が読みづらくなって、「あと少しだから」と我慢している方も多いのではないでしょうか。
先に結論からお伝えします。デスクワークで首や肩の緊張が続くと、夕方に右のこめかみが痛むことは十分にあります。ただし、首だけが原因とは限りません。
首こりや肩こりを伴う頭痛については、当院の京都市右京区で頭痛・緊張型頭痛・片頭痛改善のページでも詳しくご紹介しています。




こめかみの痛みは、場所だけでなく「いつ・どんな動きで変わるか」に原因のヒントが出やすいです
ここでは、タイトルの疑問に正面からお答えします。なぜデスクワークの日の夕方に痛みが出やすいのか、なぜ右側なのか。からだの仕組みと生活のクセの両面から整理します。
パソコン作業中は、頭が前に出た姿勢になりやすいものです。頭の重さは体重の約1割とされ、ボウリングの球ほどの重さを、首と肩の筋肉が一日中支えています。
首の後ろから肩にかけての筋肉が緊張し続けると、血流が滞り、疲れがたまります。その緊張は後頭部から側頭部、こめかみ周辺の筋肉にもつながっています。
午前中は持ちこたえていた筋肉が、夕方に限界を迎える。そう考えると、時間帯が決まっていることにも納得がいきます。
夕方に右のこめかみが痛むとき、首や肩の緊張が関係していることは少なくありませんが、首だけと決めつけず、全体の状態と危険なサインの有無を確認することが大切です。
左右どちらかだけが痛むと、「何か悪いものがあるのでは」と不安になりますよね。ただ、体の使い方に左右差があれば、負担の出方にも偏りが出ます。
たとえば、次のような心当たりはありませんか。
一日では小さな負担でも、毎日、数か月と続けば、片側の筋肉だけが疲れやすくなります。
ただし、これはあくまで可能性の一つです。右側の理由を生活の中に探すことは、見直しのきっかけになります。
こめかみの痛みには、首や肩の緊張以外の要素が重なっていることもあります。この章では、代表的なタイプの違いを整理します。あくまで目安であり、診断は医療機関で受けるものです。
| タイプ | 痛みの特徴 | よくある状況 |
|---|---|---|
| 緊張型頭痛 | 締めつけられる重い痛み。両側のこともある | 長時間の同じ姿勢、肩こり、ストレス |
| 片頭痛 | ズキズキと脈打つ。光や音がつらいこともある | 睡眠の乱れ、疲労、気圧の変化 |
| 目の疲れ・噛みしめ | こめかみ周辺の鈍い痛み。目の奥が重い | 画面の見すぎ、集中時の食いしばり |
実際には、これらが重なっている方も少なくありません。首こりのある方が、睡眠不足の週に片頭痛のような痛みを出すこともあります。
痛みの出方を観察しておくと、相談のときに役立ちます。いつ始まるか、どのくらい続くか、どんな痛みか。簡単なメモで十分です。
ここは大切なお話です。不安をあおるつもりはありませんが、首や肩の緊張とは別の原因が隠れている場合もあります。次のような様子があれば、整体院より先に医療機関で確認してください。
こめかみを触ると強く痛む、噛むとあごがだるいといった場合も、早めの受診が安心です。
受診先は、内科や脳神経内科、脳神経外科が目安になります。大きな異常がないと分かれば、それ自体が安心材料です。そのうえで、首や姿勢の影響を見直す順番でも遅くはありません。
危険なサインがなく、デスクワークの疲れが関係していそうな場合は、日常の工夫で負担を減らせることがあります。席に座ったままできる、安全な方法に絞ってお伝えします。
最初に見直したいのは、ストレッチよりも作業環境です。
モニターの上端は目線と同じか、少し下に置きます。画面が低いと頭が前に落ち、首の後ろに負担がかかりやすくなります。ノートパソコンなら、台と外付けキーボードも選択肢です。
マウスを使うときは、肘を机に軽く置いて、肩が上がらないよう調整してみてください。
1時間に一度、次の流れを試してみてください。強く伸ばす必要はありません。
蒸しタオルで首の後ろを温めるのも、帰宅後の方法です。痛みが強くなる、しびれが出る、気分が悪くなるときは、すぐに中止してください。
ズキズキと脈打つ痛みのときは、温めると悪化することがあります。その場合は無理をせず、静かな場所で休んでください。
セルフケアを続けても戻ってしまう。そんなご相談を、私は日々の施術で多くいただきます。そのとき大切にしているのは、「こめかみの痛み」という症状名だけで判断しないことです。
私は整形外科や総合病院で検査に関わってきた経験もあり、まず注意が必要なサインがないかを問診と検査で確認します。そのうえで、次のような点を丁寧に伺います。
たとえば、首を動かしても痛みが変わらず、深呼吸で背中が動きにくい方がいます。その場合は、首だけでなく胸郭(肋骨まわり)や肩甲骨の動きが関係している可能性も考えます。
首の骨の並びが画像でどう見えるかだけで、症状の有無が決まるわけでもありません。首、胸郭、肩甲帯、姿勢、生活習慣をあわせて評価することが大切です。
痛みの出ている場所ではなく、一日の姿勢と動きの積み重ねから原因の候補を整理することが、負担を減らす近道だと考えています。
施術は、検査で分かった状態に合わせて行います。同時に、作業環境やセルフケアも一緒に考えます。必要なときは、医療機関での確認をおすすめします。
「病院では異常なしと言われたけれど、つらさが続く」「薬を飲む回数が少しずつ増えている」。そんな状態は、相談を考えるひとつの目安です。次のような方は、一度ご相談ください。
相談したからといって、無理に通院をすすめることはありません。今の状態を整理して、医療機関での確認が先か、身体のケアが合うかを一緒に考えます。
最後に、タイトルの疑問にあらためてお答えします。夕方になると右のこめかみが痛む背景には、デスクワークによる首や肩の緊張が関係している可能性があります。ただし、それだけで決めつけず、目、噛みしめ、頭痛のタイプなども含めて考えることが大切です。
症状名だけでなく、いつ、どんな場面で、どう変わるかまで見ていくと、原因の候補が少しずつ整理できます。
適切な検査や医療機関での確認、身体の状態に合わせたケア、日々のセルフケア。これらを組み合わせながら、負担を減らして改善を目指すことが基本です。ひとつで全部が解決するとは考えていません。
一人で我慢し続けず、気になったときに話しにくる場所があると思ってもらえたらうれしいです。「こんなことで相談していいのかな」と迷う段階が、ちょうどよいタイミングです。



