
代表:高井お気軽にご相談ください!
こんにちは、フジカイロプラクティック京都太秦の菅間です。朝晩の風がだいぶ涼しくなって、外を走るのが気持ちいい季節になりましたね。
そんな秋のランニングシーズンに、走っている最中だけ脚がカクンと抜けてしまうというご相談をよくいただきます。
最近はぬけぬけ病という言葉がランナーの間で広まり、「もしかして自分もそうかも?」と調べる方が増えているんです。
この記事では、同世代の仲間に話すような気持ちで、症状の特徴から体に起きていること、相談の目安まで順番にお伝えしますね。


走れなくなる不安は、ひとりで抱えるほど大きくなってしまいます
まずは、どんな状態を指す言葉なのかを整理してみましょう。名前は聞いたことがあっても、中身はよく分からないという方が多いですよね。ここを押さえると、この先の話がぐっと理解しやすくなりますよ。一緒に確認していきましょう。
ジョグでは平気なのに、ペースが上がったりレース本番になったりすると、片脚だけストンと落ちるような感覚が出る。そんな経験はありませんか?
脚が棒のように固まったり、勝手に外へ流れたりすることもあります。
痛みがないぶん、周りに伝わりにくいのがつらいところです。チームメイトや家族に話しても、うまく分かってもらえず、ひとりで抱え込んでしまう方も多いんですよね。
歩いたり階段を上ったりするときは、まったく普通に動けるという方がほとんどです。
だからこそ「気のせいかな」「根性が足りないのかな」と、自分を責めてしまう方が少なくありません。
気持ちの弱さだけで起こるものではないので、まずは安心してくださいね。
当院にいらっしゃるランナーさんの体を診ていると、多くの方に共通する特徴が見えてきます。ここでは、日々の施術のなかで感じていることを、できるだけ分かりやすくお話ししていきますね。まずは、体の状態から見ていきましょう。
多いのは、足に力を入れているつもりなのに、実際には入れられていないというパターンです。
腕を振っているつもりなのに、思ったほど振れていないという方もよくいらっしゃいます。
本人の感覚と体の動きが、少しずつズレているんですね。
私の経験では、ぬけぬけ病で来院される方のほとんどに、背骨の歪みによる神経の圧迫が見られます。
神経は、脳の指令を筋肉へ届ける大切な通り道です。そこに圧迫があると、脳で描いた体の使い方をそのまま表現できなくなると考えています。
この状態で走り続けると、次のような流れで少しずつ状況が悪くなっていく傾向があります。
厄介なのは、3番目あたりまで自覚症状がほとんどないことです。
一緒に走っている仲間から「ちょっと走り方おかしくない?」と言われて、初めて気づく方も多いんですよ。
病院で検査を受けて「どこも悪くないですよ」と言われ、かえってモヤモヤしてしまう方は本当に多いです。ここでは、病院と当院それぞれの役割の違いが一目で分かるように、表にまとめてみました。受診先を迷っている方も、参考にしてくださいね。
| 場面 | 病院で期待できること | 当院で大切にしていること |
|---|---|---|
| 検査 | 画像や神経の検査で、重い病気が隠れていないかを確認する | 背骨や関節の動き、筋肉の反応を細かく調べ、走りのクセを探る |
| 対応 | 必要に応じて薬や注射で筋肉の緊張を和らげる | 背骨のバランスを整え、体が思い通りに動く状態を目指す |
| その後 | 経過観察になることもある | セルフケアや練習の工夫まで、一緒に考える |
どちらが上という話ではなく、役割がちがうんですよね。
検査で異常が見つからないことは、決して「何もない」という意味ではありません。画像に映らない動きの問題が、まだ残っているということもあるんです。
日常生活でも脚に力が入らない、しびれや麻痺がある、排尿や排便の様子がいつもと違う。こうした場合は、迷わず整形外科や神経内科を受診してください。
まず病院で他の病気を除外してもらい、そのうえで走りの視点から体を見直すという流れが、いちばん安心だと感じています。
ここからは、私が日ごろの施術で大切にしていることをお話しします。ランナーさんが「また走れるかも」と思えるように、どんな順番で体と向き合っているのか、イメージしながら読んでみてくださいね。きっと、はじめの一歩が見えてくるはずです。
初回はたっぷり時間をとって、これまでの練習内容やケガの歴史、生活リズムまでじっくりお聞きします。
そのうえで背骨や関節の動き、筋力のバランスを調べ、どこで神経の働きが妨げられているのかを探っていきます。
気合いで乗り切ろうとしたり、フォームだけを変えたりしても、遠回りになりがちです。
背骨の歪みを整えて、頭でイメージした通りに体を動かせるようになることが、いちばんの近道だと私は考えています。
カイロプラクティックは、まさにそこにアプローチできる方法です。もちろん、感じ方や経過には個人差があります。
症状が出る練習を無理に続けず、強度を一段階落として様子を見る、睡眠をしっかりとる。まずはこのあたりから始めてみてください。
走り方を仲間に見てもらったり、動画を撮って確認したりするのもおすすめです。自分では気づけないクセが、意外と見えてきますよ。
休むのが怖い気持ちはよく分かります。それでも、体を整える時間は、決して遠回りではありません。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。最後に、私がいちばん伝えたいことを、改めてお話しさせてください。ぬけぬけ病と向き合ううえで、気持ちが少し軽くなれば幸いです。お時間のあるときに、ゆっくり読んでくださいね。
ぬけぬけ病は、気持ちの問題でも、練習不足でもありません。背骨の歪みと神経の働き、そしてかばう走り方が重なって起きる、体からのサインだと私は考えています。
だからこそ、病院での確認と、背骨を整えて動きを取り戻す施術の両方が力になってくれます。
「もう走れないかも」と決めてしまう前に、まずはあなたの話を聞かせてください。
いつでも気軽にご相談くださいね。お待ちしています。



