巻き爪

巻き爪とは

巻き爪とは、足の爪が正常な状態よりも強く内側に湾曲し、周囲の皮膚に接触したり食い込んだりする状態のことです。

特に親指に起こりやすく、爪がU字型やC字型、時にはΩ状に巻き込むことで、見た目の変形だけでなく痛みや炎症を引き起こし、日常生活に大きな支障をきたします。

日本では約3人に1人が足の親指に軽度以上の湾曲があり、そのうち約34%の方が実際に痛みを感じています。一般的に10人に1人が巻き爪に罹患するとされており、決して珍しい疾患ではありません。

巻き爪を放置すると段階的に症状が悪化していきます。初期段階では軽い痛みから始まり、やがて爪の周囲に炎症が起こって爪囲炎を発症します。

さらに進行すると、爪が皮膚に深く食い込んで陥入爪となり、激しい痛みと化膿を伴うようになります。最悪の場合は外科的な手術が必要となり、長期間の治療が必要になることもあります。

巻き爪の原因

巻き爪の原因として次のものが挙げられます。

間違った爪切りの方法

深爪や爪の角を丸く切るラウンドカットは、爪が皮膚に食い込みやすい形状を作り出し、巻き爪の最も一般的な原因となります。

足に合わない靴の着用

窮屈な靴やサイズが合わない靴を長時間履くことで、爪に持続的な圧迫がかかり、爪の変形を促進します。

歩行量の不足

歩く機会が少ないと足の爪に適切な圧力がかからず、爪が本来持つ平坦な形を保つ力が低下してしまいます。

遺伝的・先天的要因

生まれつきの骨格や爪の形状により、巻き爪になりやすい体質を持つ方がいます。

巻き爪はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。不適切な爪切りや窮屈な靴、歩行不足などの日常的な要因が重なり合って発症します。

この複数の原因が引き金となり、爪の変形や皮膚との接触、炎症などが発生し、巻き爪が発症します。それは人によって違い、単に爪を切ったり圧迫を避けるだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。巻き爪でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

巻き爪の場合、病院では次の治療法が一般的です。

矯正治療

月1回程度の定期通院が数ヶ月から1年以上必要となり、継続的な時間と費用の負担が大きくなります。また、保険適用外の治療が多く経済的負担も課題となります。

長期間にわたる治療期間が必要で、効果が実感できるまでに時間がかかることが多くあります。

外科的手術

全身麻酔や局所麻酔のリスクに加え、術後の感染症や再発の可能性があります。また、手術後の安静期間中は日常生活に制限が生じます。

手術への恐怖心や痛みに対する不安から、治療を躊躇される方も多くいらっしゃいます。

薬物療法

対症療法的な効果にとどまることが多く、根本的な爪の形状改善には限界があります。長期使用による副作用の懸念もあります。

薬による一時的な症状緩和はありますが、根本的な解決にはなりにくいのが現実です。

巻き爪を改善するために

当院では、巻き爪の根本的な原因を特定し、一人一人に最適な施術を行います。5種類の独自検査により、巻き爪を引き起こしている身体のバランスや歩行パターン、足の変形などを詳しく分析します。

単に爪の形状を改善するだけでなく、なぜ巻き爪が発症したのかという根本的な問題にアプローチします。間違った歩き方や足の使い方、身体の歪みなど、巻き爪の背景にある要因を総合的に改善することで、再発しにくい健康な足を目指します。

巻き爪は気づかない間に進行することが多く、痛みが出た時には既にかなり症状が進んでいることがあります。当院では詳細に分析し、足のどこに問題があるかを見つけ出します。そしてその検査結果を元に施術を行います。

当院の特徴

34年以上の臨床経験を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

特殊な透明のプラクティックプレートを使って、痛み無く施術後も快適に過ごすことが出来ます。

巻き爪の臨床経験を多く積んでいるカイロプラクターが責任をもって検査や施術を行います。そして施術だけではなく、正しい歩行指導や足のケア方法もお伝えしながら、あなたの巻き爪のお悩みに向き合います。

巻き爪でお悩みなら一度ご相談ください。

巻き爪のQ＆A

巻き爪は自然に治りますか？

巻き爪は軽度の場合は自然に緩和することもありますが、多くは自己治療に限界があるため専門医の診察をおすすめします。適切な治療により根本改善が期待できます。

巻き爪の人がやってはいけないことは？

深爪や無理な矯正、硬い靴の着用は避けましょう。痛みや症状を悪化させる可能性があります。正しいケア方法を身につけることが重要です。

巻き爪と陥入爪の違いは何ですか？

巻き爪は爪が内側に巻いて痛みを伴うことが多い状態で、陥入爪は爪が皮膚に刺さり炎症を起こした状態です。どちらも適切な治療が必要な疾患です。

巻き爪は必ず痛みを伴うのですか？

必ずしも痛みは伴いませんが、症状が進行すると痛みが出ることが多いです。痛みがなくても変形が見られる場合は、早めの対処が重要になります。

巻き爪は完治するのでしょうか？

適切な治療で完治が見込めます。早期の受診と専門的なケア、さらに原因となる生活習慣の改善により、健康な爪を取り戻すことができます。

何科を受診すればよいのでしょうか？

皮膚科や形成外科、整形外科が適していますが、根本的な改善を目指すなら身体全体のバランスを整える当院のような専門院もおすすめです。

巻き爪は遺伝するのですか？

遺伝的要因もありますが、生活習慣の影響が大きいため改善可能です。家族に巻き爪の方がいても、適切なケアで予防できます。

症状が悪化するとどうなりますか？

放置すると炎症や化膿を招き、歩行困難になる恐れもあります。また治療期間も長期化するため、早めの対処が重要です。

手術以外の治療法はありますか？

矯正器具や保存的療法、当院のようなカイロプラクティックによる根本治療があり、手術を避けられる場合も多くあります。まずは専門家にご相談ください。

巻き爪になる根本的な原因は何ですか？

不適切な爪切りや窮屈な靴、歩行不足などが主な原因です。また身体の歪みや足の変形も影響するため、総合的な改善が大切です。

巻き爪に悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックは巻き爪と相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。巻き爪に悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて身体の変化を実感しています。

もう遅い、と考えずに一緒に理想の自分になりましょう！