股関節痛

股関節痛とは

股関節痛とは、脚の付け根や周辺に痛みや違和感を感じ、動かしづらかったり歩きづらくなる状態を指します。

加齢や軟骨の摩耗、生まれつきの骨の形の異常、筋力低下や外傷、過体重、関節リウマチなど、さまざまな理由で起こり得ます。痛みや生活の不自由さが徐々に生活全体に影響していきます。

特に中高年の女性に多く、年齢を重ねるごとに訴えが増加傾向にあります。股関節の問題が進行すると、将来的に歩くことや立つことも難しくなるケースも見られます。

股関節痛を放置していると、気づかないうちに痛みや動きの悪さがひどくなります。少しの距離でも歩けなくなったり、家事や趣味をあきらめざるを得なくなるといった日常生活への影響が大きくなります。

症状が進行すれば、足の長さの変化や歩行障害も現れ、悪化すると最悪の場合は寝たきりや介護を必要とすることもあるのです。

股関節痛の原因

医学的には股関節痛の主な原因は以下のように説明されています。

加齢による軟骨の摩耗

年齢とともに軟骨がすり減り、関節のクッション性が低下することで痛みや違和感が生まれます。

生まれつきの骨の形の異常

寛骨臼形成不全や先天性股関節脱臼など、骨格的な要因も発症に関わります。

筋力低下

股関節周囲の筋肉の力が弱ることで、関節に負担がかかりやすくなります。

過体重

体重増加によって日常的に股関節へかかる負担が増し、痛みの引き金になります。

外傷やスポーツでの負荷

転倒や激しいスポーツなどで関節や周囲の組織を傷めることで発症するケースもあります。

関節リウマチ

免疫システムの異常による炎症が関節に起こる場合も少なくありません。

このように股関節痛は複合的な要因が重なり、個人の状態によって異なる特徴が現れます。改善には徹底した検査を行い、根本的な原因を突き止めることが大切です。

病院とはここが違います

股関節痛の場合、病院では次の治療法が一般的です。

薬物療法

痛み止めや湿布は一時的に症状を楽にしますが、長く使うことで副作用のリスクも出て根本的な解決にはなりません。

また耐性がつきやすく、次第に効果を感じにくくなる方も多いです。

関節注射

短期間では痛みを和らげますが、作用は一時的な場合がほとんどです。繰り返しの注射は軟骨を傷めるリスクも指摘されています。

運動療法・理学療法

筋力をつけたり動かせる範囲を広げることが狙いですが、継続が難しく、間違った運動で悪化させてしまう方もいます。

人工関節置換術

外科的な治療は最終手段です。術後の合併症や体への負担が大きく、特にご高齢の方ほど慎重に判断が必要です。

股関節痛を改善するために

股関節痛の根本解決のためには、原因や全身のバランスをしっかり調べて施術を組み立てていくことが大切です。あなたがどのような動きや生活場面で困っているのかを丁寧に伺いながら、ひとりひとりに合った改善計画でサポートします。

症状やお悩みに真摯に向き合い、股関節の痛みがない毎日を取り戻せるようサポートしていきます。

当院の特徴

臨床経験豊富なスタッフが検査から施術までしっかりと担当しますのでご安心ください。

股関節痛の悩みに寄り添い、一人ひとりの原因やライフスタイルを考慮した施術計画を提案します。施術だけでなく、日常生活で気を付けてほしいことや効果的な体操も丁寧にアドバイスしています。

股関節の痛みかも？と感じたら、ぜひご相談ください。

股関節痛のQ＆A

股関節痛は自然に治りますか？

初期症状であれば改善することもありますが、何もしないまま放置すると悪化が進む場合がほとんどです。できるだけ早めの対処をおすすめします。

手術せずに治せますか？

筋力強化や生活習慣の見直し、保存療法で改善する事例も多いです。重症化する前に相談してください。

やってはいけないことは？

長時間の歩行や重いものを持つ、無理な動きや姿勢などは大きな負担になるため避けてください。

何科を受診すればよいですか？

整形外科が基本となります。痛みが続く場合は早期に専門医へ相談しましょう。

湿布や薬で効果がない場合は？

リハビリや注射、カイロプラクティックなど異なる方法を検討し、根本原因を医師や専門家と一緒に探ることが大切です。

痛い時に動かしても大丈夫ですか？

無理な運動や痛みを我慢した過度な動きは控えましょう。状況に応じて適切な運動指導を受けてください。

運動しても大丈夫ですか？

正しい方法で行えば推奨されますが、痛みが出る運動や過度な負担は避けてください。専門家の指導を受けましょう。

股関節痛と膝痛は関係ありますか？

股関節をかばって歩くと膝にも負担がかかり、両方の症状を伴うことがあります。

リハビリの選び方は？

経験豊富な理学療法士や柔道整復師のもと、無理なく継続できる個別プログラムを選ぶことが大切です。

寝ていても痛む時はどうしたらいい？

体勢を変える、やわらかい素材で痛みを和らげる、痛みが強い場合は早めに専門機関へご相談ください。

股関節痛で悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティック施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックは股関節痛にも対応しており、多くの方が身体の変化・症状の劇的な改善を実感されています。もう遅い、と諦めずに理想の自分を取り戻していきましょう。