蓄膿症

蓄膿症とは

蓄膿症とは正式には副鼻腔炎と呼ばれる疾患で、鼻の周りにある副鼻腔という空洞に細菌やウイルスが侵入して炎症を起こし、膿がたまる病気です。

風邪などをきっかけに発症することが多く、鼻づまりや粘っこい鼻水、頭痛などの症状が現れます。急性の場合は4週間以内に治まりますが、3か月以上症状が続く場合は慢性副鼻腔炎と診断され、日常生活に大きな支障をきたします。

日本における副鼻腔炎の患者数は100万人から200万人と推定されており、20歳から60代の約14.0%の人が蓄膿症の経験があります。最近1年以内に症状を感じた人は約6.5%にも達し、現在も増加傾向にあります。

蓄膿症を放置すると、感染が身体の奥にまで広がり様々な合併症を引き起こす可能性があります。特に小児では中耳炎を併発することが多く見られます。

まれではありますが、感染が骨に広がって骨髄炎を起こしたり、脳や皮膚に広がって髄膜炎や蜂窩織炎を引き起こしたりする危険性もあります。慢性化すると鼻茸が形成され、においがまったくわからなくなったり、口臭がさらに悪化したりして日常生活の質が著しく低下します。

蓄膿症の原因

蓄膿症の原因として次のものが挙げられます。

ウイルス・細菌感染

風邪やインフルエンザなどのウイルス感染が最も多い原因で、鼻腔の炎症が副鼻腔に波及することで発症します。

アレルギー反応

花粉やダニ、ほこりなどのアレルゲンによる慢性的な鼻炎が副鼻腔の炎症を引き起こします。

鼻中隔弯曲症

鼻の中央を仕切る壁が曲がっていることで鼻づまりが起こり、鼻腔粘膜で炎症が生じやすくなります。

真菌感染

空気中に浮遊するカビが副鼻腔内に定着することで炎症を引き起こし、特に免疫力が低下している時に発症しやすくなります。

このように蓄膿症は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、副鼻腔の粘膜が炎症を起こし、排出機能が低下して膿が蓄積されます。それは人によって違い、単に薬物療法や洗浄だけでは、全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。蓄膿症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

蓄膿症の場合、病院では次の治療法が一般的です。

抗生物質の投与

長期間の服用が必要で副作用のリスクがあり、薬剤耐性菌の出現や腸内細菌叢への影響が懸念されます。また、完全な根治に至らないケースも多く見られます。

根本的な解決にならず、症状の再発を繰り返してしまうことが問題となります。

ネブライザー療法

定期的な通院が必要で時間的負担が大きく、一時的な改善にとどまることが多いため継続的な治療が求められます。

忙しい現代人にとって、継続的な通院を維持することは現実的ではありません。

外科手術

全身麻酔のリスクと術後の痛み、出血などの合併症の可能性があり、再発する場合もあるため根本的な解決にならないことがあります。

手術への恐怖心や費用面での負担も大きく、多くの患者様が躊躇されるのが現実です。

蓄膿症を改善するために

まずあなたの蓄膿症がなぜ発症し、なぜ治らないのか、その原因を明らかにします。

現状を正しく把握することが症状改善のためには大切であり、原因を取り違えたまま治療を進めてしまえば改善は見込めないからです。

蓄膿症は気づかない間に慢性化することが多く、鼻づまりだけではなく頭痛や集中力低下を繰り返すようになります。当院では詳細に分析し、副鼻腔のどこに問題があるかを見つけ出します。そしてその検査結果を元に施術を行います。

当院の特徴

臨床経験豊富なカイロプラクターが、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

蓄膿症の臨床経験を多く積んでいるカイロプラクターが責任をもって検査や施術を行います。そして施術だけではなく、生活習慣の指導や効果的なセルフケアもお伝えしながら、あなたの蓄膿症のお悩みに向き合います。

蓄膿症でお悩みなら一度ご相談ください。

蓄膿症のQ＆A

蓄膿症は自然に治りますか？

軽度の急性副鼻腔炎であれば1週間程度で自然治癒することもありますが、慢性化したものは適切な治療なしには改善が困難です。免疫力を高める生活習慣と併せて専門的なアプローチが必要になります。

蓄膿症の人がやってはいけないことは？

飲酒や喫煙は炎症を悪化させるため控えるべきです。また、市販の点鼻薬の過剰使用は薬剤性鼻炎を引き起こす可能性があります。鼻を強く噛みすぎることも炎症を広げる原因となります。

蓄膿症と副鼻腔炎の違いは何ですか？

実際には同じ病気を指しており、副鼻腔炎が正式な医学用語です。蓄膿症は古くから使われている俗名で、一般的には慢性の副鼻腔炎を指すことが多いとされています。

薬を飲んでも治らないのはなぜですか？

原因が細菌感染以外にある場合、抗生物質だけでは根本的な改善が難しいためです。アレルギーや構造的問題、また薬剤耐性や体質的な要因も関係している可能性があります。

手術をしないと治らないのでしょうか？

必ずしも手術が必要というわけではありません。適切な保存的治療や体質改善により改善する例も多く見られます。ただし、構造的な問題がある場合は外科的処置が効果的なこともあります。

蓄膿症は完治するのですか？

適切な治療により症状の改善は十分可能です。ただし、体質的な要因や構造的問題がある場合は再発しやすい傾向があるため、継続的なケアが重要になります。

蓄膿症は遺伝しますか？

直接的な遺伝はありませんが、鼻の構造やアレルギー体質など発症しやすい要因が遺伝的に受け継がれることはあります。家族歴がある場合は予防的な対策を心がけることが大切です。

どのくらいの期間で治りますか？

急性の場合は1-2週間、慢性の場合は数か月から年単位の治療期間が必要になることがあります。個人の体質や症状の程度により大きく異なるため、根気強く治療を続けることが重要です。

蓄膿症になりやすい体質はありますか？

アレルギー体質の方や気管支喘息をお持ちの方、鼻中隔弯曲症がある方は発症しやすい傾向があります。また、免疫力が低下している時期も注意が必要です。

子供の蓄膿症は大人と違いますか？

子供の場合はアデノイドの肥大が原因となることが多く、中耳炎を合併しやすい特徴があります。成長とともに改善する場合もありますが、適切な治療により早期改善を図ることが大切です。

蓄膿症に悩んでいた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院のカイロプラクティックは蓄膿症と相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。蓄膿症に悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて身体の変化を実感しています。

もう遅い、と考えずに一緒に理想の自分になりましょう！