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起立性調節障害は怠けじゃないと伝えるための3つの視点

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こんにちは、フジカイロプラクティック・京都太秦の髙井です。

お子さんやご家族が朝どうしても起きられず、学校に行きたくても行けない様子を見ながら、「本当にしんどいのか、それとも甘えているだけなのか」と心の中で揺れていませんか?

周りからは「サボっている」「怠けている」と言われる一方で、本人は涙を浮かべながら「行きたいのに体が動かない」と訴えている、、、。

その間に立たされる保護者の方のしんどさは、計り知れないものがあるはずです。

いまこのページを開いてくださっているあなたは、きっと「もしかしたら病気かもしれない」「何か他の原因があるのでは」と感じて、起立性調節障害について調べているのではないでしょうか?

当院にも起立性調節障害でお悩みの学生さんが多くご相談に来られます。

代表:高井

からだのこともこころのことも「怠け」の一言で片づけられてしまう前に、少しでも正しい理解と支え方をお伝えできればと思っています

目次

「怠け」と決めつけられてしまう現実

まずお伝えしたいのは、朝起きられず学校に行けない状態が、決して珍しいことでも、特別に弱いから起こっているわけでもないということです。

思春期の子どもたちは、身長も体重も一気に変化し、自律神経のバランスも大きく揺れ動きます。

その結果として、立ち上がるとフラッとしたり、頭痛やめまい、動悸、強いだるさに襲われることが増えやすいのです。

ただ、見た目に分かりにくく、熱が出ているわけでもないため、周りからは「サボり」「根性が足りない」と見られてしまいやすいのが現実です。

本人も「行きたい」と「しんどい」の間で揺れながら、「どうせ分かってもらえない」とあきらめを感じていることが少なくありません。

親としては信じたいのに、出席日数や成績、周りからの目も気になってしまい、つい厳しい言葉が出てしまうこともあると思います。

その積み重ねが、親子ともに追い詰められてしまう一因になってしまうのです。

午後や休日だけ元気に見えてしまう理由

「朝は起きられないって言うのに、午後になるとゲームをしたり友だちと遊びに行ける。やっぱり怠けているんじゃないか」

そう感じてしまう親御さんの気持ちも、私はよく分かります。

しかしこれは、性格ややる気の問題ではなく、自律神経や血流のリズムの乱れによって起こっていることが多いです。

朝は血圧や心拍の調整がうまくいかず、起き上がるだけで大仕事になりますが、時間が経つにつれて体がその状態に少しずつ慣れてきます。

その結果、午後や夕方には動ける時間帯が出てくるのです。

周囲の人は、この様子だけを見て「学校だけ行きたくないんだな」と受け取ってしまいがちですが、本人にとっては「動ける時間が限られているからこそ、その時間を何とか楽しみたい」という感覚に近いことも多いです。

このギャップこそが、「怠け」という誤解を生む大きなポイントになっています。

どうして「甘え」と見られてしまうのか

では、なぜここまで「甘え」「サボり」と見られてしまいやすいのでしょうか?

その背景には、検査結果に現れにくいことや、日本特有の“頑張って当然”という価値観が関係しています。

ここを整理することで、少し違った見方ができるようになる方も多いです。

検査で異常が出にくいという壁

病院で採血や心電図、レントゲンなどを行っても、「大きな異常はありません」と言われるケースが少なくありません。

そのとき、主治医から「成長期だから様子を見ましょう」「ストレスかもしれませんね」と説明されることもよくあります。

もちろんそれが間違いというわけではありませんが、具体的な方針が見えないまま日々が過ぎていくと、ご家族としては「じゃあこのつらさは何なの?」という気持ちになってしまいます。

検査に異常がないという結果だけが一人歩きすると、学校の先生や親戚など周りの大人から「病気じゃないと言われたなら行けるはず」「気持ちの問題だ」ととられやすくなります。

目に見える骨折や高熱とは違い、起立性調節の問題は数字に表れにくいからこそ、丁寧な説明と理解が必要になるのです。

「気合で行ける」と思われがちな文化

私たちの世代は、「多少しんどくても学校や仕事には行くのが当たり前」と教えられてきた方が多いと思います。

親御さん自身も、頭痛やだるさを抱えながら学校に通った経験があるかもしれません。

その記憶があると、「自分も我慢してきたのだから、子どもも同じように頑張れるはず」という思いが湧いてくるのは、ごく自然なことです。

ただ、同じ「しんどい」でも、体の状態が違えば負担のレベルも全く違います。

立ち上がるだけで強いめまいや動悸が出る状態で通学するのは、健康なときに重い荷物を背負ってマラソンをしているようなものです。

それを知らないまま「気合でどうにかなる」と片づけてしまうと、本人の心と体はますます追い詰められてしまいます。

回復のカギは「姿勢・生活習慣・メンタル」の三本柱

ここからが、フジカイロプラクティック・京都太秦として特にお伝えしたい部分です。

起立性調節障害のつらい症状は、ひとつの原因だけを見てもなかなか良くなっていきません。

当院では、姿勢のバランス、毎日の生活習慣、そしてメンタル面の三つの柱を総合的に整えていくことで、初めて本当の意味での回復が見えてくると考えています。

どれか一つに偏って対処してしまうと、「生活リズムだけ気をつけているのに変わらない」「気持ちの持ち方を変えようとしても体がついてこない」といった行き詰まりが起きやすくなります。

三本柱が互いに支え合うことで、少しずつでも前に進める感覚が生まれてくるのです。

姿勢の乱れが自律神経に与える影響

スマホやタブレット、ゲーム機が身近になった今、長時間うつむく姿勢が習慣になっているお子さんがとても多くなっています。

頭が前に出た姿勢が続くと、首から胸にかけての筋肉の緊張が強まり、その周囲を通っている血管や神経にもストレスがかかります。

結果として、脳への血流がスムーズに保ちにくくなり、立ち上がるときのふらつきやだるさを助長してしまうことがあります。

当院では、背骨や骨盤のバランス、足元の使い方なども含めて全体の姿勢をチェックし、必要な部分に優しい調整を行っていきます。

生活習慣を「完璧」ではなく「現実的」に整える

生活リズムの見直しも、とても大切なポイントです。

ただ、「早寝早起きしなさい」「ゲームをやめなさい」といった言葉だけでは、なかなか現実的な変化にはつながりにくいものです。

大事なのは、お子さんやご家庭の現状を踏まえながら、「これならできそうだ」と思えるステップを一緒に考えていくことです。

例えば、いきなり一時間早く寝るのではなく、まずは就寝時間と起床時間の幅を一定に保つところから始める。

少しずつ、15分単位で前にずらしていく。

朝起きるときも、いきなり立ち上がるのではなく、布団の中で手足を動かしてから上半身を起こすようにする。

そんな小さな積み重ねが、体への負担を減らし、起きるハードルを下げてくれます。

メンタル面のケアで自己肯定感を守る

からだの状態だけでなく、心のダメージにも目を向ける必要があります。

何度も「怠け」「甘え」と言われ続けると、子どもは「自分はダメな人間なんだ」と思い込みやすくなります。

そのまま思春期を過ごしてしまうと、自己肯定感の低下や二次的な不安、抑うつ状態につながることもあります。

メンタル面のケアというと、特別なカウンセリングを想像されるかもしれませんが、最初の一歩はとてもシンプルです。

「しんどいね」「それでもよくここまで頑張ってきたね」と、今の状態を否定せずに受け止める言葉をかけてあげること。

学校に行けた日だけでなく、行けなかった日でも、「今日はここまでできたね」と小さな部分を認めてあげること。

その積み重ねが、心に少しずつ余裕を取り戻していきます。

親御さんが悩みやすいポイントとヒント

治療院でお話をうかがっていると、保護者の方が共通して抱える不安や迷いが見えてきます。「どこまで休ませていいのか」「将来はどうなるのか」「周りの理解をどう得ればいいのか」

ここでは、その中でもよく聞かれるテーマについて、いくつかヒントをお伝えします。

どこまで休ませていいのか問題

一番多いご相談が、「休ませすぎるのも不安だし、無理をさせるのも怖い」というジレンマです。

正解は一つではありませんが、目安になるのは「今日の状態で、どの程度なら負担をかけすぎずにいられるか」という感覚です。

毎日の体調を一言メモにして残しておくと、少しずつ傾向が見えてくることもあります。

学校と相談しながら、週に数日の午後だけ登校してみる、テストだけ参加してみるなど、段階的な関わり方も選択肢のひとつです。

白か黒かではなく、グラデーションの中から最適なラインを一緒に探していくイメージを持ってもらえると、少し気持ちが楽になる方も多いです。

進学や内申への不安

「このままでは内申点が足りないのでは」「希望校に行けないのでは」といった心配は、多くの保護者が抱えておられます。

確かに、出席日数は進学に影響します。

ただ、そのことだけに意識が向きすぎると、親子ともに必要以上に追い詰められてしまいます。

大切なのは、今の状態に合った選択肢が必ず複数あるという視点です。

全日制高校だけでなく、通信制や定時制、サポート校など、学び方は以前よりもずっと多様になっています。

もちろん、目指す進路に向けてできることを積み重ねることも大事ですが、同時に、お子さんの心と体がこれ以上傷つかない道を選ぶ勇気も、大切な「がんばり方」のひとつです。

当院での検査とカイロプラクティックの特徴

ここまで読んでくださったあなたは、「整体やカイロプラクティックで何ができるのだろう」と感じておられるかもしれません。

当院では、診断や投薬といった医療行為は行いません。

その代わりに、姿勢・生活習慣・メンタル面の三本柱を支える土台として、からだ全体のバランスを整えることに重点を置いています。

丁寧なヒアリングと独自の検査

初回は、今までの経過や病院での検査結果、学校での様子、家庭での生活リズムなどを細かくうかがうところから始めます。

そのうえで、姿勢分析や筋力テスト、自律神経の状態を推測するための簡単なチェックなど、いくつかの検査を組み合わせて、お子さんの体の「今の状態」を一緒に確認していきます。

検査結果は、難しい専門用語だけで終わらせず、図や例え話も交えながらご家族にも分かりやすくお伝えします。

「なぜ今のしんどさが出ているのか」「どこを整えていくと楽になっていきそうか」が見えると、それだけでも少し安心された表情になる方が多いです。

量子力学的アプローチを含めた施術

施術では、背骨や骨盤、首まわりの微妙な歪みを整えつつ、内臓や神経の働きやすさをサポートする調整も行います。

また、必要に応じて量子力学の視点をとり入れたアプローチで、からだ全体の情報伝達のバランスを整えていきます。

強い痛みを伴うことはほとんどなく、リラックスした状態で受けていただけるのが特徴です。

施術後には、ご家庭でできる簡単なセルフケアや、生活習慣の整え方のポイントもお伝えします。すべてを一度に完璧にする必要はありません。

「これならやれそう」と感じたものから、少しずつ取り入れてもらえれば大丈夫です。

ひとりで抱え込まないでください

ここまで読み進めてくださったあなたは、きっとお子さんやご家族のことを真剣に考えておられる方だと思います。

時には自分を責めたり、「もっと早く気づいてあげられたら」と後悔の気持ちが湧いてくることもあるかもしれません。

でも、今こうして情報を集め、理解しようとしているその姿勢こそが、何より大切な一歩です。

起立性調節の問題は、姿勢・生活習慣・メンタル面の三本柱を総合的に見直していくことで、少しずつでも前に進んでいくことができます

一気に劇的な変化が出るわけではないかもしれませんが、正しく理解し、あきらめずに取り組んでいくことで、「昨日より少し楽になった」と感じられる日が必ず増えていきます。

もしあなたやご家族が、「怠けではないはずだ」と心のどこかで感じているのに、周りから理解されず苦しんでいるのであれば、一度専門家の視点を借りてみてください

病院での検査や治療を大切にしながら、そのうえで日常生活を送りやすくするためのサポートをしていくのが、私たち治療院の役割だと考えています。

この記事が、少しでも「自分たちだけじゃない」と感じていただけるきっかけになればうれしいです。

ひとりで悩みを抱え込む必要はありません。

状況を整理したいとき、誰かに話を聞いてほしいときは、いつでもフジカイロプラクティック・京都太秦にご相談くださいね。


代表:高井

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