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立ち仕事で腰痛に?体への負担と予防法を知って対策しよう

同じ姿勢を長く続けることで、腰に負担がかかり腰痛になることがあります。

立ち仕事は体への負担になる?

工場勤務や接客業などの立ち仕事をしている人の中には、腰痛に悩む人も少なくありません。立ち仕事が体への負担となり腰痛を引き起こす原因の一つは、同じ姿勢を長時間続けていることにあります。これは、立っているか座っているかに限らず、姿勢を固定した状態が続くことで、筋肉が凝り固まって血行が悪くなり、その部分への栄養や酸素が足らなくなってしまうのです。

 

もうひとつの原因としては、立った状態での姿勢が崩れやすいということがあります。立っているときに最も体に負担がかからないのは、姿勢よくまっすぐに立つことですが、人間はどうしても体がどちらかに傾いたり重心が偏ったりしてしまいます。そうすると、それを支えるために腰などに余計な力がかかったり、骨盤が歪んだりして腰痛を引き起こすことがあるのです。

立ち仕事の場合の腰痛対策

立ち仕事からの腰痛は、対策を行って事前に予防することが大切です。

 

ストレッチをする

立ち仕事をしていると、どうしても同じ姿勢を長時間続けて筋肉が固まってしまいますから、休憩時間などを利用して軽いストレッチをするなどして筋肉をほぐしてやります。作業中も同じ姿勢が続かないように意識するとよいでしょう。

 

体に負担のかからない靴を選ぶ

靴に指定がない場合は、クッション性が高く、体への負担がかかりにくい靴を選ぶようにしましょう。ヒールのある靴を履く場合も、ヒールが太く、安定感のある靴にすることで、体への負担は減少できます。中敷きなどをクッション性の高いものに変えるのもおすすめです。

 

姿勢に注意する

背筋を伸ばしていると疲れるように感じるかもしれませんが、姿勢が悪くなると余計に体への負担が大きくなって腰痛の原因になります。背筋を伸ばして顎を引き、体をバランスよく支えられる正しい姿勢を身につけましょう。

 

サポーターなどを利用する

腰痛があって、立ち仕事がつらいという場合は、医師に相談してサポーターなどを利用するのもおすすめです。腰を支えてくれることで、筋肉への負担を減らし、可動域を制限することで痛みを和らげます。

まとめ

立ち仕事をしていると、どうしても同じ姿勢を長時間続けることが多いので、腰痛に悩む人も多いです。こまめにストレッチをして筋肉を動かしたり、姿勢に気をつけるなどして予防しておくとよいでしょう。