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食欲が湧く、匂いに敏感、眠いなど、つわり(悪阻)の種類4つと対処法。

つわりは人によって症状がいろいろ異なるので、それに合わせた対処をすることが必要です。

つわりの種類

1.食べづわり

食べづわりとは、空腹になると気持ちが悪くなったり、吐き気がするなどの症状が現れるタイプのつわりです。そのため、お腹がすかないように、常に何かを食べているようになります。何かを口にしていると比較的ラクに過ごせるので、すぐに食べられるものを常備しておくとよいでしょう。食べるものによっては、体重が増えて、その後の体重管理が大変になるので、あまり太りにくいものを食べるのがおすすめです。

 

2.吐きづわり

吐きづわりは、とにかく何かを食べると吐き気がして実際に吐いてしまうタイプのつわりです。吐きづわりの人は、何を食べても気持ち悪くなって吐いてしまうので、パンなど吐きづらいものよりは、うどんなど吐くときにラクに吐けるものを食べるのもひとつの方法です。栄養は少しづつでも食べていれば問題ないのでそれほど気にすることはありませんが、脱水症状にならないように、水分補給だけはしっかり行いましょう。

 

3.匂いづわり

匂いづわりは、匂いに反応して吐き気やムカムカが現れるタイプのつわりです。なんの匂いに反応するかは人によって異なり、炊き立てのご飯の匂いがダメだったり、おでんなどの煮物の匂いがダメだったりと、いろいろな人がいます。無理をせずに、匂いの気にならない食べられるものを食べて過ごすのが良いでしょう。温かいものは匂いがしやすいので、冷たい食べ物を選ぶのもおすすめです。

 

4.眠りづわり

とにかく眠くなってしまうのが眠りづわりです。吐いたり気持ち悪くなることはありませんが、夜しっかり寝ても昼間も眠くなるので、仕事などをしている場合は差し障ることもあるかもしれません。これもつわりの一種なので、可能であれば無理をせずに眠って過ごすのがよいでしょう。

つわりの対処法

つわりは妊娠に伴うホルモンバランスの変化で起こることなので一時的なことではありますが、その期間はとてもつらいものです。対処法としては、友達に会っておしゃべりをするなど気分転換をしたり、つわりに効くツボを押すなどしてその期間を乗り切りましょう。

とてもつらく、生活に支障が出る場合などは、鍼灸院など専門家の力を借りてつわり軽減の鍼灸を利用するのもおすすめです。

まとめ

つわりは食べづわりや吐きづわりなどいろいろなタイプがあるので、それに合わせた対処が必要です。鍼灸院などで、つわり軽減の施術を受けるのもよいでしょう。