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家の中でしもやけ?!子供や女性に多い、足や手の室内でのしもやけ予防法4つ。

真冬の屋外だけじゃない!室内でも手や足にできるしもやけに注意。

しもやけはどうしてできる?

冬に手足が赤くなってかゆくなるしもやけは、真冬の寒い地域でなりやすいイメージがありますが、そうとは限りません。そもそも、しもやけは凍傷のように極度に冷えることでできるものではなく、気温差による血行障害によっておこるものです。最低気温が5℃以下で、なおかつ最高気温と最低気温の差が10℃以上ある日は注意が必要だといわれるのはそのせいで、手足が冷たくなったり温まったりを繰り返すことで、血がうまく循環できなくなり、血管の周囲の組織が炎症を起こすことによって起こります。つまり、室温や状況によっては室内でも起こりえるものであり、実際子供や女性の中には室内でしもやけになったという人も多いのです。

室内でのしもやけ対策

濡らしたままにしない

それほど寒くないと感じていても、手や足が濡れていると思っている以上に熱を奪われてしまうことがあります。水分は、気化するときに熱を奪うので、濡れた手を自然に乾燥させていると、それだけ手先が冷えてしまうのです。そのため、手を洗ったり水仕事をしたらきちんと水分をふき取ってやりましょう。足も、蒸れて汗で湿っていることもありますから、そんなときは靴下を変えるなどして、濡れたままにしないように気を付けます。特に子供は動くとすぐに汗をかくので汗で冷やさないように注意しましょう。

冷え性の場合は注意

冷え性の人は、特に指先や足先が冷たくなりがちですが、それだけ末端部の血行が悪いということになります。しもやけは、寒暖差による血行障害で起こるものですから、もともと血行が悪いとそれだけしもやけになりやすいということです。冷え性の場合は特にしもやけには注意しましょう。

急な温度差を与えない

急な温度差は、しもやけの原因となる血行障害を起こしやすくします。寒い屋外で手先が冷たくなったからと言って急にストーブで温めたり、体が冷えているときに熱いお風呂に入るなど、急な温暖差を与えるようなことは避けたほうがよいでしょう。

血行をよくする

普段から血行をよくすることで、しもやけにはなりにくくなります。ぬるめのお風呂でゆっくり温まるようにしたり、暖かい飲み物を飲むようにして、体の芯から温めるように心がけましょう。また、体を温める食材を積極的にとるなど、食生活の見直しもおすすめです。

まとめ

しもやけは、手や足が冷たくなることだけが要因ではなく、寒暖差による血行障害を起こすことが原因です。温度差が生じると室内でもなりやすくなるので、普段から気を付けてしもやけにならないように対策を行いましょう。