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椅子に座るとつい脚を組んでしまう。腰痛や体の歪みの原因になる脚組みの悪影響3つと改善方法。

癖になっている脚組みをやめることで、体の不調が改善することも多いのです。

脚組みの悪影響

癖になってしまうと無意識にやってしまう脚組みですが、これは正しい姿勢とは言えず、足を組むことによる悪影響もいろいろあります。

 

体が歪みやすくなる

脚を組むと、自然と骨盤を捻る形になるため、骨盤が歪みやすくなります。また、背骨も曲がった状態になり、それを維持するために筋肉が不必要な緊張を強いられることになります。その結果、肩こりや腰痛を起こしやすくなるのです。

 

スタイルが悪くなる

骨盤が歪むと、下腹部周りが太りやすくなります。また、足を組むことで、お尻や太ももの筋肉が必要以上に引き伸ばされる状態になり、その部分が張って太ももが太くなったり、お尻が垂れてきてしまうのです。

 

冷えなどの原因になる

骨盤が歪んでいると、血行が悪くなってしまいます。血行が悪いと体が冷えやすくなりますし、冷えは体のさまざまな不調を引き起こすので、正しい姿勢で座ることが大切です。

脚組みの改善方法

足を組むのは癖になっているという人もいるでしょうが、徐々に正しい姿勢で座ることになれることが大切です。脚組みの改善方法としてはどのようなものがあるのでしょうか。

 

脚を組まないように意識する

なんといっても足を組まないように意識しておくことが大切です。無意識に組んでしまっていることもあるでしょうが、そんな時は座りなおしてたり、ちょっと立ち上がって休憩を挟むなど、気づいたらすぐに足を戻すようにします。足を組んでいない状態に慣れるまで、意識して過ごしましょう。すぐに忘れてしまうという人は、付箋に「脚組み禁止!」と書いて、視界の隅に映る場所に貼っておくと、ふとした時に思い出すことができます。

 

椅子に深く腰掛ける

椅子に浅く腰掛けると、簡単に足が組めてしまいますし、安定が悪いことで足を組んで安定させたくなってしまいます。また、猫背になりやすく、肩こりや腰痛の面からもよくありません。一方、椅子に深く腰掛けると、足が組みにくくなるので自然と足を組まずに過ごすことができますし、姿勢が良い状態を保ちやすいです。

まとめ

椅子に座ると無意識に足を組んでしまうことがありますが、腰痛や体の歪みの原因になるため、できるだけ組まないほうが良いとされています。足を組んでしまわないように、椅子には深く腰掛けて、正しい姿勢で過ごすように心がけましょう。