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頭痛、息苦しい…長時間マスクで体は常に酸欠状態?!1:2呼吸法など、マスク酸欠の予防法4つ。

マスク必須の生活を乗り切るために、マスク酸欠の予防法を身につけましょう。

マスク酸欠とは

長引くコロナ禍で、一日中マスクをつける生活だという人も少なくありませんが、長時間のマスク仕様で慢性的な酸欠になることもあります。マスクをつけていると、どうしても呼吸がしづらく、十分な酸素を取り込めないためです。常に息苦しさを感じるという人もいますし、頭痛やイライラを感じる場合もあります。マスク酸欠の予防法としてはどのようなものがあるのでしょうか。

呼吸しやすいマスクを選ぶ

マスクによって形状が異なりますから、呼吸のしやすいマスクを選ぶことで酸欠予防になります。とはいえ、呼気が通過してはマスクとしての効果が減少してしまいますから、材質はしっかりしたもので、口元に空間の余裕があるものを選ぶとよいでしょう。マスクの中にセットすることで、マスクが口に当たらなくなるようなアイテムもあるのでそういったものを選ぶのも一つの方法です。

1:2呼吸法

マスク酸欠の予防として注目されているのが、1:2呼吸法です。これは、息を「吸う:吐く」を「1:2」で行う呼吸法で、例えば3秒かけて息を吸い、6秒かけて息を吐くといったやり方になります。酸欠というと、しっかり息を吸わなければ、と思いがちですが、意識して息を吐き切ることで、効率よく酸素を取り込むことができるので、1:2呼吸法で日常的に深呼吸をする習慣をつけるとよいでしょう。

横隔膜を鍛える

肺を膨らませたりしぼませたりするのは、肺の下にある横隔膜です。横隔膜を鍛えることで、肺がしっかり深呼吸できるようになるので、酸欠の予防につながります。横隔膜を鍛えるにはストレッチが有効ですが、そのためには腹式呼吸や深呼吸が有効です。リラックスできるときに、横隔膜を意識しながらゆっくり呼吸をしてみましょう。

定期的にマスクを外す

そもそもマスクは密でない場所ではつけなくてもよいとされています。周りに人がいない時に、1時間に1分程度外して呼吸するだけでも、マスク酸欠は予防になります。マスクによる熱中症を防ぐためにも、定期的にマスクを外すことも忘れないようにしましょう。

まとめ

長時間マスクをつけていると、十分な酸素を取り込むことができず、慢性的な酸欠になることがあります。呼吸のしやすいマスクを使ったり、呼吸法を見直すなどの方法で、マスク酸欠を予防しましょう。