よく寝ているはずなのに、目の下にクマが…。クマの種類と対策、予防法について。
2021年07月30日
目の下にできるクマには種類があり、それに合わせた対策を行うことが大切です。
目の下のクマの種類
「クマができる」とはよく聞きますが、こうした目の下のクマには種類があって、だいたい3つに分けることができます。それぞれ原因も違うので、それに合わせた対策を取らないと効果的にクマを消すことはできません。
青いクマ
青いクマは、目の下の部分が血行不良になることによっておこるものです。皮膚そのものに原因があるわけではないので、その部分の皮膚を横に引っ張っても色が移動しないのが特徴になります。疲れや睡眠不足などによっておこることが多く、ストレスなどが原因になることも多いでしょう。皮膚を透けて血管の色が影響しているので、肌が白くもともと血管が見えやすい人は特に注意したほうがよいでしょう。
対策としては、疲れを溜めないように生活を見直し、しっかり睡眠を取ったり、目の下を温めて血行を促進するなどの方法があります。
茶色いクマ
茶色いクマの原因は、くすみや色素沈着です。これは、肌表面そのものに色がついている状態なので、肌を引っ張るクマもそれにつれて移動します。原因は、肌が薄くてデリケートな目の周りに、しっかりメイクを施した後にしっかり落とさないからです。メイク後のケアを怠ったり、日焼け対策をきちんとしなかったりすると、色素沈着を起こして茶色いクマができてしまいます。色素沈着はできてしまうとすぐには治らないので、美白ケアや紫外線ケアを続けて、薄くなるのを待ちましょう。
黒いクマ
加齢によって肌はくすみやたるみを起こしやすくなりますが、皮膚のデリケートな目の周囲は特に、肌がたるみやすいところです。そうしてたたるみなどが眼の下に影を作るのが、黒いクマの原因。影なのでコンシーラーなどで隠すこともできず、血行を促しても消えることはありません。対策としてはアンチエイジングの化粧品などを使って、肌のハリを取り戻すようなケアを続けましょう。
まとめ
目の下にできるクマにはいくつか種類があり、それぞれ原因も異なるので、それに合わせたケアをすることが大切です。目の下は顔の中でも肌が薄くデリケートな部分なので、普段から丁寧なケアを心がけましょう。
ハリを失わないように、普段からしっかり保湿などを行い、メイク後は優しくケアをして、睡眠不足などで血行不良にならないように夜ふかしなどの生活習慣を見直すのがおすすめです。