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カルシュームを摂るだけではダメ?ストレッチなど骨粗しょう症予防ための、おすすめのエクササイズ3つ。 

骨を丈夫にするためには、骨に負荷をかけたエクササイズが有効です。

骨を丈夫にするためのエクササイズ

骨粗しょう症の予防にはカルシュームも大切ですが、それだけでは骨は強くなりません。骨に負荷がかかるようなエクササイズをすることで、骨密度が上がることが分かっており、高齢者にも適度なトレーニングが必要だとされています。ただし、負荷が強すぎたり、転倒したりすると逆に骨折する危険性もありますから、安全に配慮して無理のない範囲で行うことが大切です。

 

ウォーキング

ウォーキングは、運動の基本ともいうべきものです。散歩をするだけでも運動になりますし、筋肉を動かすことで筋力の維持にもつながります。もちろん無理のない範囲で楽しみながらやればよいのですが、骨を丈夫にするためのウォーキングとしては、のんびり歩くよりもやや速足で歩くのがおすすめ。ジョギングなどはさらに負荷がかかるので効果的ですが、膝などにも負担がかかるので、無理のない範囲で行いましょう。

 

片足立ち

片足立ちは、家の中で手軽にできる運動としておすすめです。立った状態で片足を上げ、そのままでバランスをキープします。片足で立つことで、普段の倍の体重が片足にかかり、骨への負担を強くし、同時に筋力も鍛えます。また、バランス感覚を養うこともできるので、転倒予防にもなるのです。ただし、片足立ちそのものが転倒の危険がありますので、必ず壁や机など、つかまることができるものが近くにある状態で行うように気をつけましょう。

 

背筋

うつぶせの状態から背中をそらせて上体を持ち上げる背筋運動は、骨にも負担がかかりますし、前に傾きがちになる姿勢を矯正できるおすすめの体操です。姿勢が悪くなると足腰の痛みの原因にもなりますし、転倒もしやすくなります。体を反り返らせることで腰痛が気になる場合は、お腹の下などにクッションを入れて、やや腰の部分を持ち上げた状態で、水平になるまで状態を持ち上げる方法であれば、腰への負担は減らすことができます。

まとめ

カルシュームは骨を作るために大切な成分ですが、骨を丈夫にするためには、骨に負担がかかるエクササイズも重要です。普段よりも少し速足で歩くようにしたり、皿洗い中など家の中で数分間片足立ちをするだけでも骨のエクササイズにはなりますので、毎日続けるとよいでしょう。