カイロプラクティック施術に使われる、アクティベータ器とは?どんな症状に使い、効果は?
2021年07月20日
神経系の流れを正常にするために、アクティベータ器は非常に有効です。
アクティベータ器とは
カイロプラクティックは、もともと自分が持つ自然治癒力を高めることで、体の痛みなどを改善し、健康にするというものです。そのカイロプラクティックの本場で使われているのがアクティベータ器で、これは、神経の受容体に振動などを与えて働きかけることにより、神経系の流れを整える働きがあります。神経の流れが滞ると、体は痛みを生じたり、動きにくくなったりと不具合を生じるため、体の動きが悪くなってしまいます。アクティベータ器はそうした不具合の解消に有効だとされています。
アクティベータ器が使える症状
アクティベータ器は、筋肉が緊張したり、神経が滞ることで起こっている痛みを幅広く改善することができます。たとえば、スマホの見過ぎによる首の痛みや、腰痛、膝や手首などの関節、筋肉の痛みなど、さまざまな症状に対応しているもメリットです。また、神経の流れを整えることで、パフォーマンスの向上を図るアスリートなども施術を受けています。
アクティベータ器による施術
アクティベータ器を使った施術では、痛みのある部分にアクティベータ器を当てて施術をするわけではありません。まずは全身の可動域や、痛みの有無などを確認し、検査をしてどこの神経に問題があるのかを探していきます。特徴的なのはうつぶせになって膝を曲げ、両足のかかとの部分の高さの違いで筋肉の緊張度合いを見る検査で、検査部位への刺激で神経への異常があると、足の筋肉の緊張具合が変わって足の長さが変化します。それに応じて必要な部分にアクティベータ器で振動与え、神経の流れを刺激すると、足の長さは戻ります。こうして必要な部分を的確に検査で見つけながら全身の神経の流れを整えることで、体の動きをスムーズにし、痛みを取り除くことができるのです。即効性があり、施術後すぐに効果が実感できるのも、アクティベータ器の特徴だといえるでしょう。
まとめ
アクティベータ器とは、カイロプラクティックの本場でも信頼されているもので、神経系の流れを整えることで、体の痛みを軽減したり、筋肉の働きを正常にすることができます。細かい振動を与えるものですが、痛みなどはなく、子どもからお年寄りまで安心して施術を受けられるのも人気のポイントのひとつでしょう。