イマイチ分からない…。有酸素運動と無酸素運動、何が違う?目的別の使い分け方は?
2021年04月08日
体脂肪を燃やしてダイエットをするなら有酸素運動、筋肉をつけたいなら無酸素運動が基本です。
有酸素運動と無酸素運動
有酸素運動は時間をかけて行う軽い運動、無酸素運動は短時間に全力を使って行うトレーニングという風に分けることができます。
有酸素運動とは
有酸素運動とは、比較的軽い負荷を継続的に体にかける運動のことをいいます。ジョギングやサイクリング、水泳などが代表的なもので、長時間無理なく続けられる程度の運動を行うのがコツです。
有酸素運動では、酸素を使って脂肪を燃焼させることによってエネルギーを得るため、脂肪を減らしたい人にはおすすめの方法だといえるでしょう。
無酸素運動とは
無酸素運動値とは、短い時間に負荷の大きくかかける運動のことで、短距離走や、筋トレなどのトレーニングがこれに該当します。負荷が大きいため、長時間行うと筋肉を傷めてしまうこともあり、短時間の運動を効率よく何度も行うなどの工夫が必要になります。
無酸素運動では、酸素を使わないため脂肪は燃焼しませんが、糖をエネルギーとした瞬発力の高い運動ができるのが特徴です。
目的に合わせた使い分けを
目的に合わせて、有酸素運動と無酸素運動を使い分ける必要があります。例えば、ダイエットをしたいのであれば、継続的に有酸素運動を行うことで脂肪が徐々に燃焼されて効果が期待できますが、無酸素運動はしても脂肪が燃焼しないだけでなく、筋肉がついて腕や足が太くなってしまいかねません。逆に、筋肉質な体に憧れてトレーニングをするという場合は、マシンでゆっくり走っていては、脂肪が落ちるだけで筋肉がつかないので注意が必要です。
血中のコレステロールや中性脂肪を減らしたいという場合も有酸素運動が効果的ですので、ジョギングやウォーキングなどで無理なく運動を続けていくようにしましょう。
まとめ
有酸素運動は酸素を使って脂肪を燃焼させるのに対して、無酸素運動では酸素を使わず糖をエネルギー原として体を鍛えていきます。使うエネルギーなどが異なるので、ダイエット目的の場合は脂肪を燃焼させる有酸素運動、筋肉をつけたい場合は無酸素運動といったふうに、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。逆の運動をしてしまうと、目的に合った効果が得られないばかりか、逆効果になることもあるので、注意が必要です。