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あなたのむくみはどのタイプ?むくみのタイプ別チェックポイントと対策法。

むくみにはいくつかのタイプがあるので、それに合わせた対策が必要です。

むくみのタイプ

水分が体に溜まって、体の表面が腫れあがったような状態になるのがむくみです。むくみに悩む人は多いですが、このむくみにはいくつかのタイプがあるので、タイプに合わせた対策をとる必要があります。

巡りが悪くてむくむタイプ

血行が悪いと、水分も局所に滞ってしまい、むくみが生じます。肩こりがひどかったり、疲れが取れにくい人や、脂肪の多い人、運動不足の人に多いのがこのタイプです。適度な運動を生活に取り入れたり、血行が良くなるような食生活にするなどして、巡りを良くしましょう。

冷えによってむくむタイプ

代謝が低いと、同じ運動量でも体温が上がらず、常に体が冷えた状態になってしまいます。冷たいドリンクを好んで飲んでいたり、朝食を食べない習慣だったり、筋肉量が少ないという人は、このタイプになりがちです。体を温めることを第一に考えて、温かいスープを朝食に取り入れたり、お風呂でゆっくり暖まる習慣をつけるなどして、自律神経のバランスを整えていきましょう。

胃腸の機能低下でむくむタイプ

胃腸が弱くてあまり食べられなかったり、食べてもすぐにお腹を壊してしまう人や、元々は胃腸が丈夫なのに食生活が乱れて胃腸に負担をかけてしまっている人は、胃腸の機能低下で水分代謝がうまくいっていない可能性があります。生活習慣を改善して、胃腸への負担を減らし、水分代謝の正常化を図りましょう。食事の習慣を整えることで、むくみだけでなく、健康にもよい影響が期待できます。

どれにも当てはまらない場合や、改善が見られない場合

これらの分類は、完全に分かれているわけではなく、どれにも当てはまるという人もいれば、どれにも当てはまらない人もいるでしょう。むくみはこうした生活習慣からくるだけでなく、病気が原因になっている場合もあります。どれにも当てはまらないのにむくみがひどいという場合や、生活に気を付けても改善しないという場合は、医療機関に相談することをおすすめします。

まとめ

むくみがなくなるだけで、見た目もスッキリしますし、体重が数㎏減ることもあります。そのため、むくみを取りたいという人は多いですが、原因に合わせた対策をしないと、なかなか効果を出すことはできません。自分がどのタイプのむくみなのかを考えて、無理なく対策をしていくようにしましょう。