慢性的な耳鳴りは病気が隠れているかも?原因と日常生活でできる軽減方法。
2022年08月20日
耳鳴りの原因は、ストレスや加齢のほか、病気が隠れていることもあります。
耳鳴りの原因
耳鳴りにはさまざまな原因があり、人によって異なります。一般的には加齢により耳が聞こえにくくなることで耳鳴りがする人が多いのですが、それ以外にもストレスが原因で耳鳴りがしたり、病気が原因だったりとさまざまです。耳鳴りを引き起こす可能性がある病気としては、突発性難聴やメニエール病、中耳炎、外リンパ瘻、神経性腫瘍などの耳の病気や、高血圧・自律神経失調症なども考えられます。人によっては薬の副作用で耳鳴りがすることもあります。
日常生活でできる軽減方法
病気が原因の場合はもちろんその病気の治療が最優先ですが、原因不明だったり、加齢が原因という場合は特に積極的な治療を行わず、「気にしないように」と言われることも少なくありません。それでも気になってしまうのが耳鳴りの辛いところではありますが、日常生活の中で軽減する方法をいくつかご紹介します。
生活習慣を整える
十分な睡眠をとり、栄養バランスのとれた食事を三食取るように心がけるなど、生活習慣を整えることは大切です。こうした生活習慣は、自律神経を整えることにもつながりますので、耳鳴りを軽減できる可能性があります。無理のない範囲で、生活習慣を整えて、健康的に過ごすようにしましょう。
静かすぎるところを避ける
周りが静かだと、どうしても耳鳴りの音が気になりやすくなります。常に小さい音で音楽をかけたり、人の声がする場所で過ごしたりするなど、シーンとしたところを避けるようにしましょう。
適度な運動をする
適度な運動は、生活習慣を健全にするためにも重要です。体を動かすことでストレス解消にもなりますし、よく食べてよく眠ることにもつながります。
ストレスを溜めない
悩み事があったり、不安があったりすると、自律神経が乱れやすくなり、耳鳴りを引き起こすことがあります。また、耳鳴りがあるとそれがストレスになって自律神経を乱すことにつながるという悪循環にも陥りやすいです。気分転換やリフレッシュをして、ストレスを溜めないように心がけましょう。
まとめ
慢性的な耳鳴りは、加齢やストレスが原因の場合もあれば、病気が潜んでいることもあります。病気が治れば改善することも多いので、病気が疑われる場合はすぐに治療を行いましょう。病気が原因でない場合は、日常生活でできる軽減方法を取り入れてみてください。