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腰痛!こんな時温めた方がいいの?冷やした方がいいの?

よくこんな時はどうしたらいいの?と質問を頂くことがあります。
まずは違いについて説明します。
「温め」
温めると血流量の増加が起こります。血行が良くなるということです。そうすると血流と共に老廃物も流れていきます。そして温めることによって組織の粘性も高まるので筋肉も柔らかくなり交感神経も高まるので活動がしやすくなります。

「冷やす」
冷やすと血管が収縮し血流量が低下します。これは炎症反応が出ている際にそれを抑えることができます。また冷やすことによって感覚が鈍化して痛みが軽減します。

では、腰痛に対してどちらを選択するかというと、、、
基本的に急に痛くなった=急性
昔から痛くなった、だんだんと痛くなってきた=慢性

急性症状であれば患部に炎症反応が出ている事があるので炎症を抑えるために冷やしてあげます。
慢性症状は筋肉や組織の癒着を起こしている事があるので温めてあげて緩めてあげます。

また最適な温め方・冷やし方があるので分からないことはぜひご相談ください。