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PC作業がほとんどのテレワークによる肩こり、目の疲れなど、体の不調を予防する対策法4つ。

コロナ感染予防対策として導入の増えたテレワークが、体の不調をもたらしている場合があります。

テレワークによる体調不良

通勤や、社内での接触による新型コロナ感染を防ぐため、テレワークを導入する企業が増えています。自宅で仕事ができるなんて快適~、と思われたテレワークですが、期間が長引くにつれて、体調不良を訴えるケースが増えています。

体調不良を予防するために

対策1:環境を整える

テレワークは、パソコン、WEB環境、ライブカメラ、マイクさえあれば仕事ができるでは?と思う人が多いでしょう。実際に、それだけを揃えて始めたという人も多いのではないでしょうか。ダイニングテーブルでノートパソコンを開いて、仕事をするということはもちろん可能です。しかし、自宅で使っている家具が必ずしも長時間座って行う仕事に向いているとは限りません。正しい姿勢を保って長時間座れる椅子は、意外と自宅にはないという人も多いですし、リビングテーブルと会社の机では高さも違いますから、実は知らず知らずのうちに肩がこることも多いです。クッションや、モニターなどの便利グッズもフル活用し、無理のない体勢で集中して仕事ができる環境を作ることが、体調不良を防ぐ第一歩になるのです。

 

対策2:外出の機会を持つ

テレワークなら通勤の必要がありません。感染予防の面ではこれは優れた点ですが、通勤の必要がないために、家を一歩も出ない、という人が多くなっているのも事実です。テレワークであっても、一日一回はコンビニにでも出かけるなどしないと、日光を浴びない生活になって気が滅入るなど、精神健康にもよくないです。

 

対策3:コミュニケーションの体制を整える

自宅で行うテレワークとはいえ、会議などのために社内の人との会話ができるシステムを使っている場合がほとんどです。こうしたシステムを使い、業務上必要な会話だけでなく、雑談など軽いコミュニケーションを取れるようにしておくことも大切です。一人暮らしの人などは特に、テレワークになると孤独を感じやすくなりますし、業務の進行面なども周囲との確認がしづらくなり、不安を覚えやすくなります。こうした精神的な不安のケアのためにも、日常的に会話のできる体制を作るようにしたいものです。

 

対策4:メリハリのある時間管理

テレワークでも勤務時間の管理は行っているところがほとんどですが、自宅にいるという点からつい自分での時間管理がルーズになる人は多いです。

テレワークで自宅にいるからついサボってしまう、というよりも、休憩を取るタイミングがつかめずに、ダラダラ長時間仕事をしてしまって疲れがたまる、という人が多いこともわかってきています。自宅であっても、休憩はきちんととったほうがよいので、タイマーをかけて定期的に意識して休憩をとるなどの習慣をつけるとよいでしょう。

まとめ

感染予防には効果的なテレワークですが、それによって逆に体調不良を感じる人が増えているのも事実です。働きやすい環境を整えて、テレワークであってもしっかりコミュニケーションを取りながら仕事を進めていけるようにしていくとよいでしょう。