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頭痛やめまい、目の痛み、充血…辛い眼精疲労。即効性の高い鍼灸で和らげませんか?

なかなか治らない眼精疲労には、即効性のある鍼灸がおすすめです。

どうして眼精疲労になるの?

眼精疲労とは、目を使いすぎたことによって眼球やその周囲の筋肉が疲労をきたした状態のことです。目の奥がズキズキ痛んだり、白目の部分が充血したりすることが多く、目がかすんだり見えにくくなることもあります。最近では特に、長時間パソコンやスマホなどの画面を見ることによる眼精疲労も増えており、肩こりなどとも深く関わっています。

眼精疲労は、目やその周囲の筋肉が疲労で強張ってしまったり、血行が悪くなっている状態を改善することが必要です。充血しているため血行は良すぎるのでは?と思われるかもしれませんが、目の充血は血流が滞っているサインです。

鍼灸で眼精疲労を改善

鍼灸は、経絡と呼ばれるツボに鍼を刺すことによって神経や筋肉を刺激して、正常な状態になるように促すものです。直接刺激を与えるために、必要な場所に即効性のある作用が施されるのがメリットでしょう。眼精疲労の場合は目の周囲のツボに鍼灸を行うことで、周辺の筋肉を和らげ、血行を促進することで症状の改善を目指します。また、全身の血行が悪い場合は目の周囲だけでなく、首や肩、背中などにも鍼灸を行うこともあります。

鍼灸の方法

鍼灸には、直径0.1~0.2㎜の非常に細い鍼を使うため、痛みを感じることはほとんどありません。また、最近は使い捨ての鍼を利用ところが多いので、感染症などの心配も不要です。

近年は、眼精疲労だけではなく、美容のために顔に鍼を施術する美容鍼も人気ですが、目の周りに鍼を指すのは怖い、という場合や鍼そのものが初めてで顔にはちょっと抵抗がある、という場合は、首や背中などに施術を行い、全身の血行を促進することで眼精疲労の緩和を促すことも可能です。直接周囲に行うほどの即効性は期待できないかもしれませんが、肩こりや冷えなどの慢性的な不調も改善が見込めるため、こうした施術から始めるのもおすすめです。

まとめ

辛い眼精疲労には、即効性のある鍼灸がおすすめです。非常に細い鍼を使うため痛みなどはありませんが、顔への施術に抵抗がある場合は、体に施術して全身の血行を促進することで症状の改善を目指すこともできます。眼科を受診しながら並行して鍼灸を行うのもよいでしょう。