一覧に戻る

寝てばかりはダメ?ギプス後の過ごし方4つ。

ギプス後は筋肉が固くなってしまっているため、元の柔らかい状態に戻すためのリハビリが必要です。

ギプス後は筋力が低下している

ギプスは、患部の骨を固定するだけでなく、その周囲の筋肉も動かさないようにするものです。そのため、ギプスをつけている期間が長くなれば長くなるほど、筋肉は弱ってしまいます。

ギプスを外した後はリハビリをして筋力を取り戻す必要がありますが、具体的にはどのような過ごし方をすればよいのでしょうか。

過ごし方1:適度に動かす

ギプスが外れたということは、固定の必要がなくなったということです。ただし、ギプス後も患部に痛みが残ることでもわかるように、この段階では完全に治っているわけではありません。無理な負荷をかけないように、徐々に筋肉を動かすようにしましょう。痛みが治まってくるにしたがって、以前のような運動をすることも可能になります。

過ごし方2:リハビリをする

1~2か月くらいならすぐだと思われるかもしれませんが、それくらい期間でも動かさなかっただけで、筋肉は驚くほど衰えてしまいます。足の骨折などでギプスをしていた場合は、外した直後は歩行もままならないため、歩く練習から始めるのです。無理に以前のような動きをしようとすると、転倒して再び怪我をしてしまうこともありますから、少しずつ慣らしていくようにしましょう。

過ごし方3:栄養のある食事を

衰えてしまった筋肉を以前の状態に戻すためには、食事も大切です。肉や大豆などの良質なたんぱく質をしっかり摂って筋肉を回復させましょう。もちろん野菜なども含めて、バランスの良い食事を摂ることが筋肉を回復させる第一歩です。

過ごし方4:マッサージ

ギプス後の筋肉は、長い間動かさなかったことで固まてしまっています。お風呂などでゆっくりその部分を温めて、優しくマッサージを行い固まった筋肉をほぐしてあげましょう。あまり力を入れると治ったばかりの患部に負荷がかかるので、無理のない程度で行います。

まとめ

ギプスを外したあとは、長い間部分を動かさなかったことで筋肉が衰え、凝り固まってしまっています。マッサージなどで優しく筋肉をほぐし、適度に動かして筋力の回復を図りましょう。

患部が足の場合などは特に、筋力が落ちていることで歩いたり走ったりもすぐにはできないことがあります。ゆっくりリハビリをして、少しずつ元の状態に戻すようにしましょう。