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お家で簡単!股関節を柔らかくするストレッチと効果。

股関節を柔らかくすることは、健康面でたくさんのメリットがあります

股関節の役割は大切?

股関節は、脚の付け根の関節です。胴体と足を繋ぐとても大切な関節で、動かすことも多いですし、胴体や腕、頭の重さをすべて支えることになるので、かかる負担も大きいです。歩いたり座ったり、運動したりするときに必ず使う関節であることから、たくさんの靭帯や筋肉も接続していて、複雑な動きを可能にしています。

股関節が硬くなるとどうなる?

股関節が硬いということは、股関節周りの筋肉が硬いということです。運動不足などから股関節が硬くなってしまうと、その周囲の血行が悪くなり、疲れやすくなったり、体がむくんだりします。デスクワークなど座っていることが多い仕事をしていると、股関節を動かすことが少なくなり、関節が硬くなりやすいので注意しましょう。股関節が硬くなると血行だけでなく筋力も低下して、歩幅が狭くなったり、代謝が低下したりするので、その点も注意です。また、可動域が狭くなることで、ケガのリスクも高まります。

股関節を柔らかくするストレッチ

股関節を柔らかくするためには、ストレッチが有効です。ただし、即効性があるものではないので、毎日継続して行うようにします。

 

股関節の内側のストレッチ

胡坐をかくように座り、両足の裏同士をくっつけて、膝を上から手で押します。上体を倒しながら行うのが効果的です。

 

膝抱えストレッチ

手足を伸ばして仰向けで横になり、片足ずつゆっくり膝を胸元までまげて両手で抱え込みます。両足を交互に繰り返しましょう。

 

開脚ストレッチ

足の間に拳一個分程度の間隔をあけて立ち、片方の足を前に、もう片方の足を後ろにして前後に足を広げます。腰を落としていき、前に出した足の膝が90度くらいになったら停止。後ろ足は伸ばした状態です。その後ゆっくり最初の状態に戻り、前後の足を入れ替えます。背中はまっすぐ、状態が地面と垂直になるようにして腰を落とすように気をつけます。

まとめ

股関節が硬くなると、血行が悪くなるなどして、健康面でたくさんのデメリットが生じます。股関節はストレッチなどで柔らかくなるので、ストレッチを習慣にするとよいでしょう。短期間で柔らかくはなりませんから、毎日の継続が大切です。短時間で簡単にできるストレッチですので、続けていきましょう。