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スマホやネットフリでつい夜ふかし。寝不足が肥満の原因になる理由3つと、太りにくい最適な睡眠時間は?

寝不足になることで肥満になりやすいのには、3つの原因があります。

寝不足で肥満になるのはなぜ?

十分な睡眠を摂らないと、太りやすくなると言われます。これには3つの理由があるとされているので、順番に説明していきましょう。

 

ホルモンバランスが崩れる

寝不足になると、ホルモンバランスの変化によって太りやすくなると言われています。食欲を調整するホルモンとしてはレプチンとグレシンの2種類が代表的なものとしてあげられますが、レプチンは食欲を抑制し、グレシンは食欲を促進する働きをします。睡眠不足になると、レプシンの分泌が低下してグレシンの分泌が増加するため、「食べたい」という欲求が大きくなってしまうのです。食欲を我慢できなくてダイエットが続かない、という人は、睡眠時間が不足している可能性もあるので気をつけるとよいでしょう。

 

生活が不規則になりやすい

睡眠時間が不足しているということは、夜更かしなどで生活が不規則になっていることが多いです。夜遅くまで起きているとそれだけお腹もすいてしまいますし、寝る前についおやつを食べてしまうこともあるでしょう。睡眠時間が少ないということはそれだけ起きている時間が長いということですから、食べる機会が多くなってしまうのも確かです。

 

起きている間の運動量が減る

睡眠不足になると、起きているときもぼんやりして動作が緩慢になることが多いです。また、疲れやすくなって階段で上がっていたところでエレベーターを使うようになったり、歩く距離も少なくしてしまいがちになります。元気に運動量を確保した生活をするためにも、十分な睡眠をとることは大切です。

最適な睡眠時間は?

睡眠時間は長ければよいというわけではありませんし、適切な長さは個人差もありますが、だいたい6〜8時間がよいとされています。20歳前後で7〜8時間、60歳だと6時間程度の睡眠でよいともいわれているので年齢によって違いもあるでしょう。自分が気持ちよく起きられる睡眠時間を把握して、それをキープするように生活を整えていくのがおすすめです。

まとめ

睡眠不足になると、ホルモンの働きによって食欲が抑えにくくなったり、起きている時間の運動量が減るなどして太りやすくなってしまいます。肥満が気になる場合は、まず十分な睡眠時間を確保して規則正しい生活をするように心がけましょう。