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肩甲骨周りや背中のしびれの原因はなに?対策、予防法は?

肩甲骨周りや背中のしびれの原因は、血行不良やの神経の圧迫であることが多いです。

肩甲骨周りや背中のしびれの原因

肩甲骨周りや背中にしびれを感じる場合には、その原因はいくつか考えられます。その一つが、血行不良によって肩こりのような状態になること。デスクワークや、長時間PC・スマホの使用など、同じ姿勢でいることが長時間続くと、背中の筋肉が凝り固まって血行が悪くなり、しびれを生じることがあります。

また、疾患として多いのが、脊椎から首にかけての神経を何らかの原因で圧迫してしまったいるケースです。胸郭出口症候群や、胸郭出口症候群、頸椎椎間板ヘルニアなどがこれにあたります。稀にですが、狭心症や心筋梗塞、胆石症、膵炎など、内蔵の病気が原因となっていることがあり、こうしたケースは多くはありませんが深刻な病気であることもあるので、注意が必要です。

肩甲骨周りや背中のしびれの対策

対策としては、まず背中の血行を良くするために、ストレッチをしたり、長時間の作業を行う場合は随時休憩を入れて体を動かす時間を取るとよいでしょう。血行不良が原因の場合は、こうした対策で解消することが多いのですが、3日ほど様子を見ても改善しない場合や、悪化している場合は、整形外科を受診して骨や神経に異常がないかを見てもらうことをおすすめします。

まずは原因を調べて、その後は病院や接骨院に通うなどして症状の改善に努めましょう。

肩甲骨周りや背中のしびれの予防

肩甲骨周りやしびれの予防としては、まず背中が血行不良にならないように、姿勢に注意してPCやスマホの使用など、姿勢を固定してしまう作業が長時間にならないように気を付けます。仕事で仕方がないという人は、定期的に休憩してストレッチを挟むなど、筋肉を動かしてやりましょう。運動不足や過度のストレスも、血行不良の原因になりますから、日ごろから気を付けましょう。姿勢を正しくすることは、胸郭出口症候群や頸椎椎間板ヘルニアの予防にも重要です。

まとめ

肩甲骨周り背中のしびれの原因は、血行不良によって筋肉が凝った状態になっていることが多いのですが、胸郭出口症候群や頸椎椎間板ヘルニアなど神経が圧迫されて症状が出ていることや、稀に心臓や膵臓の病気でしびれを感じることもあります。姿勢よく過ごして、ストレッチなどで血行を促すように心がけても症状が治まらない場合は、整形外科などを受診して原因を調べるようにしましょう。