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とにかく痩せればいい?ダイエットとボディメイク、何が違う?

体重を落とすのが目的のダイエットに対して、ボディメイクは理想的なボディラインに整えることを言います。

ダイエットとは

ダイエットとボディメイクの違いが分かりにくいという人がいます。これは、痩せた体が理想に近いという考えの人が多いからかもしれません。ダイエットは一般的に、体重を落とすことを目的としており、運動も行いますが食事制限などを行います。食事制限の内容によっては、かなり短期間で体重を落とすことも可能ですが、リバウンドしやすいのはデメリットでしょう。

また、食事制限によるダイエットでは、体のどの部分の脂肪を落とすかを特定できないため、体重は減ったけれども思った体型にならない、という場合もあります。

ボディメイクとは

ボディメイクは、必ずしも体重を落とすというわけではなく、理想とする体型を造り上げることを言います。今よりも痩せた体を理想とする人にとっては、体重を落とすこともボディメイクの一つでしょう。しかし、それだけではなく、ウエストを引き締めてメリハリのあるボディラインにするならば、腹筋を取り入れたり、体幹を鍛えたりといったトレーニングも行っていきます。もちろん睡眠や食事にも気を配ることで、健康的に美しいボディラインにすることが、ボディメイクの目的なのです。

 

ボディメイクのトレーニング

脂肪を燃焼させて体重を落とすことを目的とするダイエットの場合は、基本的に有酸素運動を行います。筋肉は重たいので、筋肉をつけるよりも、有酸素運動で脂肪を燃焼させた方が、体重は効率よく落ちるのです。一方のボディメイクでは、有酸素運動に加えて、いわゆる筋トレと呼ばれる無酸素運動を行って、必要な部位にきれいな筋肉をつけていきます。そうすることでメリハリのある体になるだけでなく、エネルギーの消費量が多い筋肉を増やすことで、代謝のよい体にすることができるのです。基礎代謝の高い体になると、健康的で食べても太りにくい体になるので、理想的な体作りにはとても有効です。

まとめ

ダイエットとは一般的に体重を落とすことを目的として運動や食事制限を行うものですが、ボディメイクは体重を気にするのではなく、理想的な体のラインと健康な体を手に入れるために、生活習慣の改善やトレーニングを行うことを言います。食事の内容だけでなく、行うトレーニングなども変わってきますので、自分の目的に合わせて行うとよいでしょう。