一覧に戻る

テーピング用のテープ、伸びるのと伸びないのがあるが、どう使い分けるんですか?

伸びるテープと伸びないテープは、固定の強度によって使い分けます。

テーピング用テープの種類

テーピング用のテープとして売られているものには、大きくつの種類があります。伸びないテープと、キネシオロジーテープと呼ばれるものです。この3つは、それぞれ使い方が異なりますので、用途に合わせて使い分けるようにしましょう。

伸びないテープ(非伸縮性)

伸びないテープには、「非伸縮」と表記されており、引っ張っても全く伸びないのが特徴です。白いテープが一般的ですが、目立たないようにベージュのものもあります。

この伸びないテープは、しっかりその部分を固定したいときに使います。運動をするときに足首を固定したり、指が曲がらないように指に巻いたりすることもあるでしょう。太さはいろいろあるので、固定する部分に合わせて選びます。

伸びるテープ(伸縮性)

伸びるテープは「伸縮性」と表記されており、ベージュのものが一般的ですが、白いものもあります。伸びるテープには伸縮性の強度によっていろいろな種類があり、関節を可動する状態で固定したい場合に使うあまり伸びないものや、それほど固定は必要しない場合に使うよく伸びるものなど様々なので、必要に応じて使い分ける必要があります。

キネシオロジーテープ

キネシオロジーテープは、他のテーピングとは違い、筋肉をサポートする目的で使うものです。スポーツ選手などが、ふくらはぎに縦に貼っているテープがこのタイプで、筋肉に近い伸縮をするのが特徴になります。

筋肉の収縮をサポートしたり、筋膜に刺激を与えることができ、筋肉の動きをよくするだけでなく、神経痛や筋肉痛の改善にも効果が期待されています。

巻き方に注意

テーピングは、正しく巻かないと効果がないばかりか、症状を悪化させることもあります。説明書や、巻き方のサイトなどを参考に、正しい巻き方を覚えましょう。接骨院などで正しい巻き方を教わるのもおすすめです。

まとめ

スポーツテーピング用のテープを買いに行くと、伸びるタイプと伸びないタイプがあり、どれを選べばよいか迷ったことがある人は多いでしょう。伸びるタイプと伸びないタイプは、患部をどの程度固定したいかによって使い分けます。また、伸びるテープにも伸縮度がいろいろあるので、必要に応じて使い分けましょう。キネシオロジーテープは筋肉をサポートするための物なので、固定には用いません。