ついにやって来た花粉症の季節。少しでも改善できる対処法6つ。

2022年05月21日

花粉症はアレルギーですので、根本的な治療をするのは難しいとされています。とはいえ、その症状を和らげる方法はいろいろありますので、症状に合わせて自分に合った方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

花粉症の対処としてまず行いたいのは、マスクの着用です。鼻や口に花粉が入ることを防ぐことが、症状を改善するには最も有効でしょう。また、鼻やのどの粘膜が乾燥すると、炎症が起こりやすくなりますが、マスクをすることで保湿効果が得られます。

濡れマスクなどを使えば、より保湿効果が高まるのでおすすめです。

目がかゆくなるのも花粉症の特徴的な症状ですが、血行が良くなるとかゆみは強くなってしまいます。そのため、濡らしたタオルなどで目を冷やし、血管を収縮させてかゆみを抑えるのが良いでしょう。

アレルギーによるかゆみを抑える点眼薬などを使うのが有効です。

気をつけていても目や鼻には花粉が入ってしまうこともあり、そうした花粉が症状を引き起こします。

そのため、洗眼や鼻うがいをして花粉を洗い流してやることで、症状を抑えることも可能です。あまり頻繁に行うと粘膜を傷つけることにもつながるので一日数回が限度ですが、洗うことで症状は一時的に改善します。

小鼻の上のくぼみの部分にある「鼻通」というツボは、鼻の通りがよくなるツボです。

強く押す必要はなく、その部分をこすったりして刺激を与えることで、鼻がスッキリしやすくなります。

症状が重い場合は、我慢をせずに薬を使うのもひとつの方法です。体に合うものがあれば市販薬を使うのもいいですし、耳鼻科で処方してもらうこともできます。

花粉症は症状が出る前から薬を飲むのが有効ですから、春に花粉症が現れる人は年明けくらいから耳鼻科に通っておくのがおすすめです。

免疫が下がると、花粉症の症状が重くなります。

免疫力を上げるために、睡眠は十分にとり、規則正しい食生活でしっかり栄養を取るように心がけましょう。

まとめ

花粉症は根治するのは難しいですが、対処法はいろいろあります。

つらい症状は多いですが、自分に合った方法を見つけて適切な対処を行い、花粉症の季節をうまく乗り切るようにしましょう。