また来た!今すぐ和らげたい片頭痛の原因と対処法。
2022年04月21日
つらい片頭痛ですが、適切な対処で痛みが緩和する場合もあります。
片頭痛の原因
片頭痛の原因は、はっきりと解明されていません。一説によると、脳の視床下部が関係していて、そこから何らかの信号が送られたことにより、三叉神経が炎症を起こしたり、刺激を受けて痛みを感じると考えられています。また、ホルモンバランスが崩れることで血管が異常に拡張することで、ズキズキとした痛みを引き起こすとも言われます。原因は解明されていないものの、引き金となっているのはストレスや更年期、睡眠不足、匂いや光などの強い刺激、騒音などがあるとされていて、天候や気圧の変化によって片頭痛が起こる人もいます。
片頭痛の対処法
片頭痛は原因がはっきりしないだけに、明確な治療法があるわけではありません。ただし、神経の炎症にしても、血管の拡張にしても、血行を促進してしまうと症状が悪化する可能性があるので、片頭痛のときは入浴で体を温めるのは避けた方がよいでしょう。逆に、冷たいタオルなどで患部を冷やすことで、痛みが軽減する場合もあります。音や光などの刺激を避け、血管の収縮を促すために、適量のカフェインを摂るのがよいとも言われます。市販の頭痛薬が効く場合は、痛みの度合いに応じて利用するのもいいかもしれません。
片頭痛の予防法
片頭痛が定期的に起こるという場合は、どんな時に片頭痛が起こったのかを記録しておくことをおすすめします。誘発する要因がある場合もあるので、それを避けることで予防になるかもしれないからです。例えば、チョコレートやヨーグルトを食べると片頭痛になるという人もいますし、ワインを飲むと頭が痛くなるというのもそのパターンです。それ以外にも、人混みでなることが多かったり、睡眠不足の時になることが多いというのであれば、人混みを避け、しっかり睡眠を取ることで片頭痛は起こりにくくなるでしょう。比較的几帳面で、ストレスの多い人の方がなりやすいともいわれているので、リラックスして過ごせるように工夫するのもよい方法です。
まとめ
片頭痛は原因がはっきりとわかっていないため、明確な治療法があるわけではありません。しかし、人によって片頭痛を誘発する要因がある場合もあるので、自分がどんな時に片頭痛を起こすかを考えてみることは大切です。誘発要因を避けることで予防になることもあるので、記録を取ってみるのもよいでしょう。片頭痛を起こしてしまったら、患部を冷やしたり、カフェインを摂ったりして、血管を収縮させると痛みが軽減する場合もあります。