プランクなどの手軽な体幹トレーニングで腰痛を改善・予防できる?!
2020年07月15日
正しい体幹トレーニングは腰痛の改善に効果的です。
体幹と腰痛
腰痛の原因はいろいろありますが、体幹の筋肉が衰えることで体を支えることが困難になり、腰に負担がかかって腰痛になることが多いです。それを改善したり、またそうならないよう予防するためにも体幹トレーニングは大切です。
とはいえ、腰痛のすべてが体幹の筋力不足によるものではありませんし、体幹トレーニングも正しく行わないとさらに腰を痛めてしまうことにもなりかねません。
プランクは腰痛の改善に有効か
プランクとは、腹ばいに寝そべった状態から、下半身はつま先、上半身は肘を立てることで体を持ち上げ、体を一直線に保つことで体幹を鍛えるトレーニングです。激しい動きではありませんが、正しく行えば意外と大変でしっかり体幹を鍛えることができます。しかも、腹筋などに比べて腰への負担が小さいため、腰痛対策に体幹トレーニングを取り入れたい人には最適でしょう。
とはいえ、あまりにも筋力が少ないとプランクの姿勢を維持できず逆に腰に負担がかかってしまうので、最低限の筋力があることが前提です。また、慣れないうちは鏡を見たり、人に見てもらったりして、きちんと体がまっすぐになっているかを確認しながら行うようにしましょう。
腰痛対策で体幹トレーニングをするときの注意点
体幹トレーニングに限らず、腰痛対策で運動をするときには、腰に痛みがある状態を我慢して行ってはいけません。痛みがあるということは、何らかの原因で腰に負担がかかっていたり、炎症を起こしているかもしれないということ。その状態で運動を行うと悪化につながります。痛みを感じる場合は痛みがなくなるまで安静にしてから行うか、痛みのない姿勢でできるトレーニングを選ぶようにしましょう。
また、正しい姿勢でトレーニングをしても腰痛の改善が見られない場合は、別の原因であることも考えられます。病院で医師の診察を受けたり、体重を落として腰への負担を減らすなど、ほかの方法でアプローチしてみましょう。
まとめ
体幹はトレーニングは、筋力不足による腰痛の改善には一定の効果が見込めます。ただし、正しい方法で行わないと腰痛を悪化させてしまうこともあるので、注意して行うようにしましょう。
また、痛みがある場合はトレーニングを中止し、正しい方法で続けても効果が感じられてない場合は、別のアプローチを行うなど、体幹トレーニングにこだわずに腰痛の改善を目指すことも大切です。