PMS(生理前症候群)とお家でできるセルフ改善策について。
2020年06月15日
セルフ改善策で、少しでもPMSを楽に乗り切りましょう。
PMS(生理前症候群)とは
PMSは生理痛と混同されがちですが、生理痛が生理のタイミングで感じる症状なのに対して、PMSは生理が始まる3日~10日ほど前から感じる深い症状のことです。イライラしたり気分が落ち込んだりといった精神的な症状のほか、眠くなったり肌荒れをおこしたり、倦怠感を感じるといった身体症状が現れることも珍しくありません。
人によっては日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合もありますが、生理が始まると治るため、短期間のことだからと我慢してしまうことも多いです。
PMSのセルフ改善策
食事の内容を見直す
PMSの原因は、ホルモンバランスの変化だといわれています。生理前でホルモンの分泌が変化するのは仕方ありませんが、バランスの良い食事はホルモンバランスを整える働きがあります。また、マグネシウムなど、イライラを抑える栄養素を積極的にとるのもおすすめです。カフェインやアルコールなどもPMSにはよくないので、イライラしない程度に控えたほうがよいでしょう。
ストレスの軽減
ストレスは、PMSの大きな要因の一つです。可能な限り、リラックスできる時間を設けて、心も体も休めるようにしましょう。ゆっくり半身浴をしたり、趣味を楽しむのもよいでしょう。
症状が重い人は、生理が近づくこと自体でストレスを感じてしまうので、医師に相談したり低用量ピルを処方してもらうなどして、症状を軽減させることを第一に考えてもよいかもしれません。
適度な運動
ウォーキングをしたり、ジムで軽く汗をかくような適度な運動を生活に取り入れることでPMSを軽減できることがあります。適度な運動は、血行を促進し、ストレス解消にもなるのでおすすめです。とはいえ、体の調子が悪いときには無理に運動をする必要はありませんので、調子のよいときに楽しみながら行うとよいでしょう。
まとめ
PMSは、数日間のこととはいえ症状が重い人にとっては非常に辛いものです。しかも、毎月のことですし、症状に個人差が大きいため、他の人にわかってもらえないという難しさもあります。セルフケアとしては、カフェインを抑えてマグネシウムを摂るなど、食生活を見直すとともに、適度な運動を生活に取り入れるのもよいでしょう。
ストレスもPMSの要因になるので、リラックスできる方法を試してみるのもおすすめです。