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お尻や太ももが痛い、痺れる。坐骨神経痛を予防・悪化させないための日常習慣6つ。

坐骨神経痛を悪化させないために、腰に負担をかけないように心がけましょう。

坐骨神経痛とは

坐骨神経とは、腰からお尻、太もも、といった、足腰の裏側を通って足先までつながる神経の束です。この神経が通った部分が、ビリビリと痺れたり、痛みを感じたりするのが坐骨神経痛です。

中でも多いのが、腰椎椎間板ヘルニアを原因とする坐骨神経痛で、腰の椎間板を損傷して坐骨神経を圧迫し、炎症を起こすと、坐骨神経痛を引き起こします。

そのほか、腰部脊柱管狭窄症や梨状筋症候群なども考えられる原因です。

坐骨神経痛の予防と悪化させないための生活習慣

重たいものを持たない

重たいものを持たない、というのは、腰痛の予防や改善には非常に重要です。重たい荷物を持ち上げるとき、自分では腕の力だけで持ち上げているように思うかもしれませんが、実際腰にはかなりの負担がかかっているので、注意しましょう。

 

姿勢に気を付ける

中腰の姿勢や、同じ姿勢を長時間とり続けることも、腰に負担がかかります。中腰で荷物を持ち上げた拍子にぎっくり腰になった、というのはよく聞く話です。中腰での作業はできるだけ避けるようにしましょう。

 

激しい運動を控える

激しい運動が原因で椎間板ヘルニアなどになるケースもあります。腰痛の兆候を感じたら、無理をせずにしばらく安静にしましょう。痛みがあるのに無理をして運動を続けていると、悪化して手術が必要ということにもなりかねません。

 

ストレッチをする

ストレッチは坐骨神経痛の改善に有効です。筋肉が緊張していると、腰椎などに負担がかかりやすくなるので、ストレッチをして筋肉をほぐすようにします。軽いストレッチでよいので、一日何回か行うようにするとよいでしょう。同じ姿勢で仕事をすることが多い人は特に、休憩の時にストレッチをする習慣をつけることをおすすめします。 

 

体重を減らす

体重が重いと、体を支えるだけでも腰に負担がかかります。腰痛の改善にはダイエットも効果的ですので、少しずつでも体重を減らすようにしましょう。

 

腹筋を鍛える

腹筋や背筋を鍛えることで、腰痛の予防や改善になります。筋肉のコルセットをつけているような状態になるので、腰への負担を減らすことができるのです。ただし、腹筋を鍛える段階で腰に痛みがあるようであれば、無理な運動は控えるようにしてください。

まとめ

坐骨神経痛は、腰から足先まで脚の裏側を通る神経に痛みを感じるものです。腰痛が原因になっていることが多いので、腰への負担を減らすことが、改善や予防に良いとされています。