顔や上半身が熱いのに冷え性?冷え性のタイプ4つと改善策について。
2022年02月27日
冷え性は、その冷え方によって4つのタイプに分けられます。
冷え性のタイプ
冷え性に悩む人は多いですが、人によってその冷え方は異なります。大きく分けると、4つのタイプがありますので、自分がどのタイプかを考えてみるといいでしょう。
全身型
全身型の冷え症は、基礎代謝が低い人がなりやすいといわれています。季節や天候に関わらず、常に体温が低かったり、体の外側だけでなく内側にも冷えを感じるタイプです。筋力が少ない人に多く、女性や高齢者など、筋肉量が少ない人は注意をしたほうが良いでしょう。また、運動不足やストレスも全身型の冷え性の原因となります。
末端型
手足や指先に冷えを感じるタイプの冷え性です。血行が悪く、手足の先まで血液が十分に循環していないためにおこります。筋力量が少ない10~20代の女性に多く、疲労やストレス、無理なダイエットが原因になっていることもあるので、生活の見直しをすることも大切です。
下半身型
お尻や太もも、ふくらはぎなど、下半身が冷えやすくなるタイプの冷え性です。下半身の血行不良が原因であることが多く、デスクワークや学生など座っている時間が長い生活をしていると、おこしやすくなります。運動不足にもなりやすい生活ですので、適度な運動を取り入れることで改善していきましょう。
内蔵型
お腹や二の腕など、体の中心に近い部分が冷えるタイプの冷え性です。交感神経の働きが弱かったり、冷たいものを摂取することが多いとなりやすいと言われています。内蔵の病気につながることもあるので、注意したほうがよいでしょう。
冷え性の改善策
冷え性の改善策としては、適度な運動をするのがおすすめです。運動することによって血行が促進されて、体の隅々まで血液を循環させることができますし、運動によって筋肉量が増えれば基礎代謝も上がって体温が上がりやすくなります。また、ストレスや疲労は体に負担をかけると同時に、自律神経にも作用して冷えを起こしやすくするので、リラックスできる時間を作ったり、お風呂でゆっくり温まるのもおすすめです。
まとめ
冷え性には4つのタイプがあり、冷えの原因はそれぞれ違っているとされています。それぞれの原因に合わせた対応をすることで改善しやすくなりますし、どのタイプにとっても運動やゆっくりお風呂で温まったりすることは有効です。