首に痛みを感じる人の特徴7つと痛みの原因について。
2022年02月07日
首の痛みの原因はいろいろありますが、痛くなりやすい人には姿勢や生活習慣などに特徴がある場合もあります。
首に痛みを感じる人の特徴
首に痛みを感じやすい人には、いくつかの特徴があります。もちろん当てはまらなくても首を傷める人はいますが、当てはまる人は特にリスクが高いと言えますので注意しましょう。
姿勢が悪い
首や腰などに痛みを感じる人は、姿勢が悪い場合が多いです。姿勢が悪いと、背骨が効率よく体重を支えることができず、その周囲の筋肉に無理な負担がかかるため痛みを生じやすくなります。また、腹筋や背筋など、必要な筋肉が鍛えられていない場合も、体を支えることができずについ姿勢が悪くなってしまい、結果的に首に痛みを生じることがあるので注意しましょう。
寝具が合っていない
枕が高すぎる・低すぎるなど、体に合っていない寝具で寝ている場合も、首に負担がかかって痛みを生じる可能性があります。毎日何時間も不自然な姿勢で過ごすことになりますから、体に合った寝具を使うことは大切です。
重たい荷物を持つことが多い
重たい荷物を持つと、腰を痛めるイメージがありますが、腰だけではなく肩周辺にももちろん負担がかかりますので、首を傷めることにもつながります。また、重い荷物を持つことで、姿勢が悪くなるというのも一因です。
長時間同じ姿勢でいる仕事をしている
デスクワークなど、長時間同じ姿勢で仕事をする人は、首に負担がかかっていることが多いです、特にパソコンを使った事務作業などは、画面を見るために首を前に突き出した姿勢でいることが多く、頭の重さを首が支えにくくなっていることがあります。
スマホや読書などが趣味
スマホや読書など、斜め下を見るような姿勢を続けることでなると言われているのが、ストレートネックです。背骨は本来横から見たときにS字に歪曲していて、そのカーブによって頭や体の重さを支えやすくしているのですが、ストレートネックはそのカーブがなくまっすぐになっている状態です。そうなると、頭の重さを頸椎が支えられなくなり、周囲の筋肉が痛くなってしまいます。
年齢が高い
加齢は頸椎にも影響を及ぼします。骨が変形して神経を圧迫したり、脊椎の骨と骨の間の軟骨がすり減って神経に刺激を与えることがあるためです。頚椎症などで見られる症状になります。
交通事故など衝撃を受けた経験がある
交通事故などによる衝撃によって、頸椎が損傷している場合にも首に痛みが生じます。むち打ちなどは、事故直後は何ともないと思っても後で痛みが出る場合があるので、きちんと検査をしておきましょう。
まとめ
首の痛みの原因はいろいろあります。普段の姿勢など、気を付けることで改善できる場合もあるので、普段から注意しておくとよいでしょう。脊椎症など神経を圧迫している可能性もあるので、痛みが続く場合は受診することも大切です。