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机に覆いかぶさって宿題、前かがみになりゲームなど、子どもの姿勢が悪い原因と対策。

子どもの成長において姿勢は大切なので、早めに対策を取るようにしましょう。

子どもの姿勢が悪い原因

最近子どもの姿勢が悪くなっていると言われますが、その原因は生活習慣などが原因になっているものと、子どもの体そのものの問題と両方が考えられます。

まず生活習慣でいうと、机に向かって勉強したり、前かがみになってゲームをしたりする時間が長くなっているということです。正しい姿勢で勉強すればよいのですが、机に向かっているとどうして、背中が丸まってしまうことも多いです。こうして悪い姿勢で過ごす時間が長くなると、普段から姿勢が悪くなってしまいます。

体の問題としては、子どもの筋力が落ちているということがあります。正しい姿勢を保つためには、腹筋や背筋がきちんと発達していないといけませんが、こうした筋肉が不足すると、体をきちんと支えることができず、姿勢が悪くなってしまうのです。外遊びや運動をする機会が減っている最近の子どもたちの中には、筋力不足が見受けられる場合も少なくありません。

姿勢が悪くなるとどうなる?

姿勢が悪いと、骨格が正しく成長しない場合があり、身長が伸びにくかったり、骨格に歪みが生じたりします。また、血行が悪くなるので、疲れやすくなったり、集中力が低下して学習効率にも悪影響を及ぼします。ひどい場合は、頭痛やめまいといった症状が現れることもあるので、姿勢を正しく保つことは大切です。

姿勢を正しくするための対策

最も大切なのは、本人が気を付けて正しい姿勢を保とうと意識することです。姿勢は習慣でもあるので、常に姿勢を正しくしていると、意識しなくてんも自然にできるようになります。とはいえ、子どもですから忘れてしまうことも多いので、親もこまめに正しい姿勢を促すことが大切です。

なお、親が注意してもよくならない場合は、接骨院などで姿勢の矯正を受けるのもよい方法です。姿勢が大きく崩れてしまうと矯正も難しくなるので、気になるようなら早めに対策をした方がよいでしょう。筋力不足によって姿勢が保てない場合は、ある程度筋力をつけるトレーニングを並行して行うこともおすすめします。

まとめ

子どもの姿勢は早めに矯正しないと、成長の差し障りになります。こまめに声をかけて姿勢を正すように促すのが大切ですが、なかなか治らないようであれば、接骨院などで矯正を受けるなど、プロの手を借りるのもよいでしょう。