お腹の張りや、オナラが多く気になる。その原因と自分でできる改善方法5つ。
2022年01月15日
お腹の張りは、腸にたまったガスが原因である場合が多いです。
お腹の張りの原因
お腹の張りの原因は、腸にたまったガス場合が多いです。オナラが多く出るようであれば特に、その可能性が高いでしょう。お腹にガスがたまる原因はいくつか考えられますが、ガスは食べ物が消化されるときには発生するのが普通です。
ただし、便秘が続いてお腹に消化された排せつ物がたまってしまうとガスもたまりやすくなりますし、イモ類や豆類などの不溶性食物繊維の摂りすぎによってお腹が張ることもあります。
そのほか、食べ物を飲み込むときに一緒に空気を飲んでしまう呑気症などの場合も、お腹にガスが溜まりやすくなるので空気を飲む癖がついていないか考えてみるのもよいでしょう。
お腹の張りの軽減方法
食べものに注意する
まずは食生活の見直しが必要です。イモ類などガスが発生しやすい食品や、炭酸飲料などを控え、バランスの良い食事を心がけましょう。消化を良くするために、時間をかけてよく噛みながら食事をすることも大切です。
胃腸の働きを促す
胃腸の働きが悪いと、便秘になったりガスが溜まりやすくなったりします。胃腸の働きを促すために、水分をしっかり摂ったり、適度な運動を心がけるようにしましょう。
整腸剤などを利用
整腸剤は、ガスの発生を促す腸内の悪玉菌の増加を抑える働きがあります。また、善玉菌を増やすことによって、腸の働きを良くすることでガスの発生抑制にもつながります。同様に、腸内環境を良くするヨーグルトなどを食べるのもよいでしょう。
お腹のマッサージ
下腹部に手のひらをあて、「の」の字を書くようにくるくる回します。腸の働きを良くするマッサージになりますので、便秘の解消や張りが気になる時に試してみるとよいでしょう。
医療機関を受診
食生活に注意しても改善しなかったり、便秘ではないのに張りが気になるという場合は、別の病気が原因となっている可能性もあります。医療機関を受診して、きちんと検査をしてもらうと安心です。
まとめ
お腹の張りは、腸にガスが溜まっていることが原因であることが多いです。ガスが発生しやすい食べ物を控えたり、腸の働きを良くするために適度な運動をしたり、整腸剤を利用することで改善することもあるので、生活に取り入れてみるとよいでしょう。それでも張りが治まらない場合は、別の原因があるかもしれませんので、医療機関を受診することをおすすめします。