密を避け山でリフレッシュしたいが、登山後の激しい筋肉痛や怪我が心配。登山前後のケア方法について。
2021年08月13日
登山後の筋肉痛やケガは、登山前後にしっかりケアをすることで軽減することができます。
登山後の筋肉痛
コロナ禍でなかなかレジャーを楽しめない現在、屋外で密にならずにリフレッシュできる登山が注目されています。しかし、普段あまり運動をしていない人が登山に行くと、翌日にひどい筋肉痛になったり、登山中にケガをしてしまうこともあります。
楽しいレジャーになるはずの登山が、辛い思い出になってしまっては残念ですから、登山後の筋肉痛やケガを防ぐために、登山前後にはしっかりケアをしておくようにしましょう。
登山前の準備
登山のために、きちんと適した服装や靴を揃えておきましょう。特に靴は、山歩きに適した履きなれたものにします。靴のせいで歩きにくくなると、それだけで体に余計な負担がかかって、疲労や筋肉痛を引き起こしやすくなります。また、出発前には軽い準備運動をしておくことも大切です。ストレッチなどで体をほぐしてから出発することで、体の動きは断然よくなります。
登山後のケア
温泉でリラックス
下山後は、温泉などにゆっくり浸かってリラックスするのが良いでしょう。汗を流して、お湯にゆっくり浸かることで、血行が促進されて筋肉の緊張もほぐれます。ただし、足などが熱を持っているように感じるときは、まずアイシングなどで筋肉のクールダウンを行い、それからお風呂に入りましょう。また、お風呂に入る前に足を水で冷やした後にお湯につかるなどの方法もおすすめです。
ストレッチで筋肉をほぐす
筋肉などに痛みがある場合は控えますが、そうでなければ下山後にはゆっくりストレッチをして筋肉を伸ばしておくのがよいでしょう。アキレス腱を延ばすようにふくらはぎをストレッチしたり、太ももやお尻の筋肉が伸びるようにストレッチをすることで、筋肉痛予防になります。また、テニスボールなどを使って筋肉をほぐすようにマッサージをするのも有効です。
まとめ
登山は楽しいけれど翌日の筋肉痛が怖い、という人も多いでしょう。登山前後にしっかりストレッチをしたり、下山後に温泉で体をリラックスさせるなどの方法で、登山後の筋肉痛はある程度予防することができます。密になることなく外の空気を吸って体を動かすことのできる登山は、ストレス解消にも運動不足にも良いですから、筋肉痛対策をしながら楽しんでみてはいかがでしょうか。