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意外に多い、40~50代男性の冷え性。仕事のストレスや更年期障害とも関係ある?

冷え性は女性だけのものではありません。男性の冷え性も意外と多いのです。

男性の冷え性

冷え性というと、女性特有のものだと思われがちですが、意外と男性にも冷え性の人は多いです。統計的には女性の8割よりは少ないものの、実に6割以上の男性が冷えを感じることがあると答えています。特に40~60代の男性は冷えを感じやすいとされていますが、男性は女性に比べて冷え対策をしている人の割合が少ないのも特徴です。また、男性の場合は自覚のない冷え性も多いので、無自覚の人を含めると、女性と同じくらい冷え性n人はいるかもしれません。

冷え性の原因

男性の冷え性の原因はいろいろありますが、まず考えられるのが更年期障害によるものです。男性の場合も更年期障害で現れる症状は女性とほとんど同じで、冷えやほてり、うつ症状や気力の低下などがあげられます。男性の更年期障害も女性と同じようにホルモンバランスの崩れが主な原因ですが、男性の40~60代は特に仕事でも家庭でも責任が重くなる年代であることから、ストレスが原因になっているケースも十分に考えられます。また、更年期障害でなくても、ストレスや不規則な生活、運動不足などが原因で冷え性になっていることもあるでしょう。

男性の冷え性対策

男性の場合も、冷え性の対策は女性と同じように行います。服装を暖かいものにするようにしますが、ほてりのある場合は汗で冷える可能性もあるので、あまり暑すぎるのもよくありません。冷えを感じやすい手足の先など、ポイントを温めるのもよいでしょう。また、運動不足も冷えの原因になりますので、軽く体を動かす習慣をつけるようにします。一般的に男性は女性よりも筋肉量が多いので、同じように運動をしたら男性のほうが冷え性は解消しやすいのかもしれません。ストレスを感じやすい人は、こまめにストレスを発散することを心がけて、趣味の時間をとるなど週末にリセットできるようにするとよいでしょう。

まとめ

男性は冷え性に無縁というイメージがありますが、実際には冷え性に悩む男性は多いです。原因はストレスや更年期障害などさまざまですが、男性も40歳を過ぎたらホルモンバランスの崩れなどが原因で更年期障害になりやすくなりますし、ストレスを感じやすい年代であることから、ストレスや運動不足が原因となっていることも考えられます。いずれにしても、冷えを感じたら積極的に体を温めるようにしたり、軽い運動を取り入れるなどして体の温度をしっかり保つようにしましょう。