実は睡眠中に力んでる?朝起きたら全身がだるく、痛い…。「寝コリ」ってご存知ですか?
2020年10月10日
体を休めるはずの睡眠中に、体が疲れてしまうってどういうこと?
寝コリとは
昼間疲れた体も寝ている間にスッキリ軽くなっているはず、と思いきや、朝起きたら体がだるかったり節々が痛かったり、という経験はないでしょうか。それは「寝コリ」かもしれません。
寝コリとは、その名の通り眠っている間に体が凝ってしまうこと。睡眠中に体が休まっていないことで引き起こされる寝コリは、どうすれはよいのでしょうか。
寝るときの姿勢に注意
寝コリの原因としては、寝る時の姿勢が窮屈になっていることが考えられます。布団や枕が体に合っていなかったり、マットレスの硬さが適当でなかったりと、寝具に問題があることも多いです。
また、ダブルベッドでパートナーと一緒に寝ていたり、ペットや赤ちゃんと添い寝をしているなど、無意識に寝返りを打たないような寝方をしているときも、寝コリになりやすいものです。寝コリが気になるときだけでも、一人でゆったり寝てみるのもよいでしょう。
食生活を改善
寝る前に夜食をおなか一杯食べてしまったり、カフェインの入ったコーヒー、紅茶、緑茶などを飲んだりすると、ぐっすり眠れなくなることもあります。晩御飯は消化の良いものにして、寝る直前には食べ過ぎないように気をつけましょう。ホットミルクなどは、体を温めて眠りやすくするのでおすすめです。
寝る前はスマホを控える
スマホやパソコンなどの光は、脳を覚醒させるため、寝る直前までスマホを触っていると、眠りが浅くなる傾向があります。布団に入る30分前にはスマホを手放し、リラックスしてから寝るようにしましょう。
ストレッチで体をほぐす
寝る前から体が凝っていると、なかなか朝起きたときにスッキリというわけにはいきません。凝りを感じるようであれば、お風呂上りや寝る前にストレッチなどで体をほぐしてあげましょう。
ストレスの軽減を
ストレスが多いと、気持ちよく眠れないという人も多いでしょう。寝コリ予防のためにも、取り除くことのできるストレスはできるだけ解消し、趣味の時間を取ったり、ゆっくりお風呂に入ったりするなどのリラックスできる時間を持つようにするとよいでしょう。
まとめ
寝コリとは、寝ている間に体に力が入って、起きたときに疲労や体のだるさを感じることです。寝るときの姿勢が窮屈だったり、寝具が合っていなかったりと、安心して眠れる状態でないときになりやすいので、寝具の見直しや食生活の改善などで、ぐっすり眠るように心がけましょう。