夏に食欲不振になる理由は何?予防や対策法には何がある?
2020年07月15日
食欲不振になる原因を知って、夏バテを予防しましょう。
夏に食欲がなくなるのはなぜ?
夏は暑くて汗をたくさんかき、のどがよく渇きます。そうすると、つい冷たい飲み物やアイスなどをたくさん口にしてしまう人が多いでしょう。
冷たいものは美味しいですが、胃腸にとっては負担になりますので、知らず知らずのうちに内臓の機能が低下してしまいます。しかも気温の高い炎天下と冷房の効いた室内を出入りするため気温の変化が大きく、自律神経を乱す原因になります。
また、気温も体温も高くなりがちな夏は、体温を維持するためにエネルギーを使う必要がなく、代謝が下がりやすいのです。エネルギーを使わないので食欲もわかない、これらが食欲減退の原因と考えられます。
食欲不振にならないために
食欲不振にならないためには、夏でも食べたくなるようにメニューを工夫するのがよいでしょう。とはいえ、冷たいものばかりではさらに胃腸が冷えるので、逆効果。
体を温めるスパイスがたっぷり入った夏カレーなどは、スパイスの刺激で食欲を高める効果もあるので最適です。野菜や肉をたっぷり入れて、栄養満点のカレーにするのがおすすめ。
また、うどんやラーメンなど、のど越しの良いものにすれば、食欲がなくてもある程度食べることができます。これも野菜やキムチ、納豆をトッピングするなどアレンジしやすいので、いろいろな食べ方を楽しむとよいでしょう。
食欲が落ちると夏バテになる
食欲減退も夏バテの症状のひとつではありますが、食欲が落ちると十分な栄養が摂れなくなり、さらに体がだるくなる、といった悪循環に陥ります。そうならないためにも、まずはしっかり食べて積極的に栄養を摂ることから始めましょう。
冷たいものはできるだけ控えて、夏でも常温や少し暖かいドリンクを飲むことをおすすめします。冷房などで体は意外と冷えていますから、温かい食事やお風呂などで体を温めてあげることも大切です。
まとめ
夏になるとどうしても食欲が落ちるという人は多いです。夏バテでダイエットをする、という人もいるかも知れませんが、とても危ない上、不健康な方法です。しっかり食べて元気に夏を乗り切りながら、運動などで健康的にダイエットをするようにしましょう。
スパイスを使ったり、麺類などのど越しの良いメニューは夏でも食べやすくておすすめです。まずは自分の好きなもの、食べたいものでよいので、栄養をしっかり摂れるように、トッピングなどちょっとしたアレンジをしてみてはいかがでしょうか。