フジ接骨院の光線療法とは、何ですか?どんな症状に効きますか?
2020年05月15日
光線療法とは、太陽光に近い人工的な光をあてることで、不調部分の改善を促すものです。
光線療法とは
接骨院や鍼灸院では、各種施術や鍼灸の他に、光線療法などが行われることもあります。ライトのような器具で一定の時間光を当てることで行われる治療です。この光は、可視総合光線とよばれるもので、赤外線や可視光線の波長を含んだものです。太陽光にはさらに紫外線も含まれていますが、光線療法で使われる光には紫外線が含まれないため、日焼けなどをする心配はありません。
太陽光の力
地球に生きる人間には、太陽の光が必要です。それは、光源や熱源としてだけではなく、ビタミンD を生成したり、自律神経を整えたり、免疫力を高める効果があるからです。最近はオゾン層の破壊などにより、直接太陽光を浴びすぎると皮膚ガンのリスクが高まるとしてできるだけ日に当たるのを避ける傾向があります。しかし、光線療法は有害な紫外線を除いた状態の太陽光を必要な個所にあてることができるため、多くの接骨院や鍼灸院などで導入されています。
光線療法が使われる症状
つわりの軽減
光線療法によって血行を促進し、体をリラックスさせるため、つわりの軽減に光線療法が使われることも多いです。薬を飲むことができない妊娠さんにとって、光線療法は胎児に影響を与える心配がないので、安心して施術を受けていただけます。
ケガの殺菌と早期化回復
光線治療に含まれる光には、殺菌作用のほかに、さらに免疫力を高めることで体を治そうとする力を高める作用があります。そのため、ケガをして治りが悪い箇所などにあてることで、回復を促すことができるのです。
不眠症や時差ボケ
不眠症や時差ボケは、ホルモンの分泌が上手く行われていないケースも多いです。光線療法によって、メラトニンの分泌を調整することで、不眠症を改善したり、時差ボケを解消したりすることが期待できます。
血行不良
光線療法の光を与えることで、血行が促進されます。そのため、血行不良に夜冷え性、しもやけの他、心臓病、胃腸障害などの改善にも役立つと考えられています。
ビタミンDの不足
ビタミンDは食品から摂取することもできますが、日光にあたることで体内で生成されるビタミンです。カルシウムの代謝に関係していることもあり、不足すると骨軟化症や骨粗しょう症、骨折などを引き起こします。また、花粉症などのアレルギー疾患や、生活習慣病にも関連していると言われます。
まとめ
光線療法は、紫外線などの有害光線を除いた太陽光に近い光をあてる治療法です。血行促進や免疫力アップなどの効果があり、接骨院や鍼灸院などで行われています。