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美容鍼で気になること。妊娠中、生理中、金属アレルギーでも施術受けられますか?

妊娠中や生理中など、美容鍼を受けるのに注意が必要な時期があります。

 妊娠中の美容鍼

鍼は、一般的に妊娠中でも受けられるとされています。実際、逆子治療や妊娠中のむくみの解消のために鍼灸院に通う人もいますから、鍼が妊婦や胎児に悪い影響を与えるというわけではありません。鍼は、体に異物を入れたり、薬を使ったりするわけではなく、鍼の刺激で血行を促進したり、自律神経を整えたり、細胞を活性化させることで体の様々なトラブルを解消するものですから、妊娠中でも安心して施術を受けることができるのです。

とはいえ、妊娠中は、ホルモンバランスが崩れやすく、体がデリケートな状態になっています。そのため、鍼灸院によっては妊娠中の美容鍼は行っていないケースもあります。鍼灸院に相談しながら、体調の良い時に施術を受けるようにしましょう。

 生理中の美容鍼

生理中の美容鍼は、ほとんどの鍼灸院で行われています。もちろん生理痛などによって体調が悪い時は予約の変更やキャンセルをしてもかまいませんが、生理中に多い肌荒れやむくみの解消が期待できるため、美容鍼はおすすめなのです。

生理中体調の不調の場合によっては、施術内容が変わる可能性があるので、その旨を施術者に伝えてから美容鍼を受けるようにするとよいでしょう。

 金属アレルギーの場合の美容鍼

美容鍼で使われる鍼は、基本的に金属製で、素材は一般的にステンレスです。亜鉛やニッケル、パラジウムのように金属アレルギーを引き起こしやすい金属ではありませんから、金属アレルギーでアクセサリーがつけられない、という人でもアレルギー反応を起こさない場合が多いです。

多くの鍼灸院では、金属アレルギーの人に対しては、目立たないところに刺して、パッチテストを行ってから施術を行なったり、刺した後時間をおかずに抜いて、アレルギーを起こしにくくするなどの工夫を行っています。

また、鍼灸院によっては金属アレルギー対策として、シリコンコーティングをした鍼を用意している場合もあります。いずれにしても、金属アレルギーがある場合は、事前に相談するようにしましょう。

 まとめ

妊娠中や生理中、または金属アレルギーがある場合などは、美容鍼を受けてよいか迷うこともあるでしょう。一般的には、妊娠中や生理中も鍼治療は受けることができますし、金属アレルギーでも受けられる場合が多いです。

ただし、いずれの場合も施術者がそれに合わせてアレンジをしながら治療を行いますので、事前に伝えておくようにしましょう。