土日など寝過ぎたら腰が痛くなるのはなぜ?寝すぎによる腰痛の原因と対処法4つ。
2020年04月15日
寝すぎによる腰痛を防ぐために、寝るときの姿勢などに注意しましょう。
寝すぎで腰痛になるのはなぜ?
横になって眠っていると、体を休めているようでいて、実は腰などには体重による負荷がかかっています。そのため、同じ姿勢で眠っていると、その部分の筋肉が凝り固まったり、血流が悪くなったりして腰痛になってしまうのです。そうならないためにも、定期的に寝返りをうつことは大切です。
眠りの質も関係
睡眠時には、眠りの浅いレム睡眠と眠りの深いノンレム睡眠を繰り返します。寝返りは、眠りが浅い時に打つイメージがあるかもしれませんが、実は寝返りを打つのは深く眠ったノンレム睡眠のとき。そのため、眠りが浅い人は寝返りの回数が少なくなり、腰痛を引き起こしやすくなるのです。
寝すぎによる腰痛の対処法
ストレッチをする
寝すぎによる腰痛は、腰の筋肉の凝りや、血行不良が原因ですので、無理をしない範囲でストレッチをするとよいでしょう。痛みが強い場合は無理にストレッチをする必要はありません。
お風呂上がりなど、体が温まり、柔らかくなっているときが良いでしょう。
お風呂で温まる
血行を促進して筋肉の凝りをほぐすには、温かいお風呂も有効です。ストレッチのように痛みを感じにくいので、痛みが強い時には特によいでしょう。熱すぎないように、38度前後のお湯にゆっくり浸かって温まりましょう。
寝すぎを防ぐ
寝すぎて腰が痛くなるのですから、寝すぎないように目覚ましなどをセットして起きるようにしましょう。せっかくの休日だから寝過ごしたいと思うかもしれませんが、腰が痛くなってしまったら休日を楽しむこともできません。
マットレスなどを見直す
枕やマットレスが体に合っていないと、寝返りが打ちにくく、腰痛の原因にもなります。柔らかすぎるマットレスが腰痛になるというのは、寝返りが打ちにくいためです。低反発のマットレスなどは、体の接地面が広くなり、体重を分散してくれるので、腰痛になりにくいともいわれます。
まとめ
寝すぎで腰痛になるという経験をしたことがある人は多いでしょう。腰痛対策としては、しっかり寝返りを打ちながら眠れるように自分に合う寝具を選んだり、眠りが浅くならないような工夫をするとよいでしょう。
痛くなってしまったときは、温かいお風呂で腰を温めたり、お風呂上がりにゆっくりストレッチを行うのがおすすめ。
休日だからといって、寝すぎないようにすることも大切です。