今話題のハイフ。美容鍼とどう違う？それぞれの特徴や効果について

刺激を与えることで肌にハリを与えるハイフは、美容鍼と共通点が多い施術です

ハイフとは

最近、肌にハリを取り戻させる施術として、ハイフが注目されています。ハイフとは高密度集束超音波を表す言葉で、簡単にいうと高密度で超音波を粗油謝することにより、肌に小さなキズを作り、それが再生する力を使って肌のハリを取り戻させるというものです。

ハイフの仕組みと効果

顔には表情を動かすときに使われる表情筋がありますが、表情筋も筋肉の一種ですので、筋膜と呼ばれる膜に覆われています。顔の筋肉を覆う筋膜は、SMAS層と呼ばれますが、この膜が緩むことで肌のハリが失われてしまいます。ハイフは、超音波でこのSMAS層にピンポイントに刺激を与え、細かい傷をつけることで細胞修復を促し、肌にハリを取り戻させるのです。

ハイフの特徴

ハイフの特徴は、施術が短時間で済み、ダウンタイムも必要ないことです。肌の内側の層に細かい傷をつけるだけなので、肌表面には腫れや炎症が起こらず、術後直後からメイクも可能ですし普段どおりの生活を送ることができます。人によっては、施術の際に痛みや熱を感じることもあるので、痛みに弱い人は麻酔などが使えるサロンを選ぶのもいいでしょう。

美容鍼とは

美容鍼は、鍼灸の鍼を使って、美容効果を得る施術です。

美容鍼の仕組みと効果

美容鍼も、鍼を差すことで肌に細かい傷をつけ、それを修復することで肌の再生を促し、ハリを取り戻させます。鍼灸の一種なので、施術には国家資格が必要で、キズの修復による美容効果だけでなく、ツボを刺激することで血行を促進したり、代謝を活発にして、自然治癒力を高めることができます。

美容鍼の特徴

美容鍼は、非常に細い鍼を使うため、肌に刺しても痛みを感じることはほとんどありません。また、施術時間はハイフに比べると長くなりますが、費用は半分～1/3程度で済むことも多いです。どちらもメリットがありますので、気に入った方を試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ハイフは、高密度の超音波を使って顔の筋膜であるSMAS層を刺激し、肌にハリを与える美容法です。即効性と、短時間の施術でクールダウンも必要ないことから人気が高まっています。美容鍼も、同じように肌の奥に細かい傷をつけることで肌の自然治癒力を高め、若々しくハリのある肌にしていきます。最新の方法であり、短時間で効率的なハイフと、古くから行われていた美容法で施術には国家資格が必要であるため安心して受けられる美容鍼、共通点はありますが、異なる点もありますので比較して選んでみてはいかがでしょうか。