もしかして眼精疲労かも?目がかすむ、乾く、疲れる、頭痛や肩こりなど対処法。
2022年05月03日
目の疲れが原因で、体に影響がでるようになると、それは眼精疲労です。
眼精疲労とは
パソコンや読書をしていると、目が疲れます。そんな時に、しばらく目を休めることで疲労がとれるようであれば、それは疲れ目であり、眼精疲労でありません。眼精疲労は少々休んでも目の不調が治まらず、目の疲れが原因で肩こりや頭痛、めまいなど身体にも影響が現れる状態のことをいいます。また、イライラしたりやる気が出なかったりと、精神面に症状が現れることも。こうした症状を無視して目を使い続けると症状は悪化してしまいますので、早めに対処して眼精疲労を解消しましょう。
眼精疲労の原因
眼精疲労の原因は、言うまでもなく目の疲れですが、疲れ目が眼精疲労にまでなってしまうのはいくつかの原因が考えられます。乾燥していたり、照明が適切でなかったりと、目を使う環境が適切でない場合などは、眼精疲労になりやすくなります。また、ストレスや度の合っていないメガネを使っているのが原因になったりもします。もちろん、適切な状態であっても、度を越して目を使えば眼精疲労になるでしょう。
病気が原因の場合も
人によっては別の病気が原因で眼精疲労を引き起こすこともあります。目の病気として知られる緑内障や白内障はもちろんですが、目とは関係ないと思われがちな、高血圧や糖尿病、風邪、自律神経失調症、脳の神経疾患などが原因になっている場合もあるので、適切な環境にしても症状が改善しない場合は医師に相談することをおすすめします。
眼精疲労の対処法
眼精疲労の対処法としてまず大切なのは、目を休ませるということです。睡眠を十分にとり、栄養バランスのよい食事を摂るように心がけましょう。パソコンやスマホの使い過ぎに注意し、長時間の使用は控えるようにします。パソコンなどを使う場合は、目への負担を軽くできるように環境を整えることも大切です。ゆっくりお風呂に入るなど、リラックスできる時間を作り、ストレスを軽減するのもよいでしょう。症状が治まらない場合は、早めに眼科を受診するのがおすすめです。
まとめ
眼精疲労は疲れ目の症状が重いものですが、その症状は目だけではなく、頭痛や高血圧、自律神経失調症など全身に現れることも多いです。目をしっかり休ませるだけでなく、目への負担を軽減するように作業環境を整えるなど対策を行いましょう。