スマホによる辛いドライアイ・眼精疲労などにおすすめの眼ヨガとは?
2021年05月30日
手軽にできる眼ヨガで、目のコリをほぐしてスッキリしましょう。
眼精疲労やドライアイが増えている
パソコンやスマホの普及により、現代人はモニターを見ている時間が飛躍的に多くなりました。こうした機器は、眼やその周囲の筋肉に負担がかかるため、眼精疲労やドライアイに悩む人も多くなっています。こうした症状は、眼のコリとなって疲労や不快感を与えるだけでなく、視力の低下を引き起こすこともあるので、普段から目のケアをすることが大切なのです。
眼ヨガで目のケアを
眼精疲労やドライアイの対策として最近注目を集めているのが眼ヨガです。ヨガとはそもそも、呼吸や気なども併せて体がもつ本来の力を引き出すものであり、単なるエクササイズやマッサージではありません。眼ヨガも、単に目の周りの筋肉をほぐすというのではなく、リラックスしながら目の周囲を刺激したり気を送るなど、独自の方法があるのが特徴です。同時に全身のヨガで血行を促進すると、眼にも血液や酸素がしっかり行き届くのでよいでしょう。
眼ヨガの方法
眼の照気法
両手をこすり合わせて温め、おわん型にした手のひらで目を覆うようにします。じんわりと手のぬくもりが伝わって、目が温まり緊張が和らぎます。その状態でゆっくり鼻から吸って口から履く呼吸を行い、眼を癒しましょう。
ツボを押す
眼の周囲にはたくさんのツボがあります。ツボを押しながら、ゆっくり息を吐くことで、目の疲れを改善しましょう。おすすめは、それぞれの眉毛の中央のすぐ下にある眼窩を押したり、眉間をつまむ方法。ゆっくり息を吐きながら、気持ちよく感じる程度に押してやりましょう。頬骨の下や、目じりを押すのも効果的です。
眼球を動かして目の運動
正面を見た状態で息を吸い、息を吐きながら眼球だけを真上に向けます。ゆっくり動かして、10秒キープを上下左右など各方向に行うことで、眼の外眼筋のストレッチになり、血行が促進されて疲労回復に役立ちます。どこでも簡単にできるので、お勧めの方法です。
まとめ
スマホなどの長時間使用により、眼は思っている以上に疲労していることも多く、ドライアイなどの症状が出ることも少なくありません。眼ヨガは、どこでも簡単にできて、眼のコリをほぐし、血行を促進するなど、眼精疲労の緩和に役立つ方法です。疲れたな、と思ったら、休憩がてら眼ヨガをやってみてはいかがでしょうか。