ぽっこりお腹や腰痛の原因になる反り腰とは?日常での予防方法3つ。
2020年09月20日
反り腰が原因で腰痛などを感じる人が増えています。
反り腰とは
まっすぐの骨盤の上に、ゆるやかなS字カーブを描いた背骨が続いているのが正常な姿勢です。しかし、骨盤が前に傾くと、体のバランスをとるために背骨は腰のあたりで大きく反り返ります。これが反り腰です。これは、腹筋など腰周辺の筋力が低下したり、妊娠などで骨盤の位置が正常に戻らなかった場合などに起こりやすく、ヒールを履いた場合も傾いた体をキープするために腰が反りやすくなります。
反り腰になると、腰痛の原因になる他、下半身がむくみやすくなったり、下腹がぽっこり出てしまったりするのです。
反り腰の予防法
反り腰を予防することで、姿勢を正しく保つことができます。また、すでに反り腰になっている場合でも、少しずつ対策することで改善が期待できますので、日常的に気を付けていきましょう。
姿勢を正す
反り腰は、デスクワークなど座った姿勢で長時間の仕事をしている人に多いといわれています。特に、背中が丸まったような姿勢で過ごすことが多い人は、おなかを引っ込めて背筋を伸ばした姿勢になるように、意識して過ごすとよいでしょう。なかなか一日中それで過ごすのは難しいものですが、気が付いたときに姿勢を正すだけでも矯正になりますし、ストレッチをすることで筋肉をほぐすのも有効です。
骨盤の位置を矯正
骨盤は普段の姿勢が悪かったり、出産後のゆがみをそのままにしていると正しい位置からずれてしまうことがよくあります。反り腰の原因のひとつは、骨盤が前傾してしまうことですから、骨盤矯正を行うことで骨盤をまっすぐしてあげましょう。
骨盤矯正は、反り腰以外にも冷えなどの解消にもつながりますし、ぽっこりしていたお腹がすっきりしたという人も少なくありません。
筋力をつける
お腹や背中の筋肉が衰えると、上半身を支える力が弱くなり、その結果背骨が無理な角度で曲がって無理やり体を支えることになります。これも反り腰の原因の一つです。腰回りのストレッチなどを行い、適度な筋肉をつけることで反り腰も改善されますし、筋肉は天然のコルセットの役割も果たすため腰痛の改善にもつながります。
まとめ
反り腰は、前に傾いた骨盤状態で体のバランスをとるために、背骨が腰の部分で反った状態になることです。腰痛や、ぽっこりお腹の原因になるため、少しずつでも改善していきましょう。