産後の骨盤矯正を受けるタイミングはいつがいいですか?また、医療保険は使えますか?
2020年06月15日
産後の骨盤矯正は、出産後半年くらいまでに受けるのが良いとされています。
骨盤矯正とは
出産のときに開いた骨盤は産後徐々に元の位置に戻るのですが、産後育児の負担などにより正しい位置に戻りきらない場合があります。そうなると、腰痛の原因になったり、体型が戻りにくくなったりといった、産後の体のトラブルを引き起こす可能性がありますので、できれば早めに矯正で骨盤の位置を正常に戻しておきたいものです。
骨盤矯正のタイミング
出産直後はママの体も安定していませんから、産後1~2か月くらいから始めるのが理想でしょう。骨盤矯正は、いつまでに受けなければならない、というわけではないのですが、産後半年くらいまでは骨盤がまだ緩んでいる状態なので、戻しやすいのは確かです。接骨院によっては、産後の骨盤矯正というメニューは産後半年や1年までといった期限を設けている場合もあります。通えるようになったらすぐに通えるように、出産前に行きたい接骨院などを探しておくのがおすすめです。
骨盤矯正は保険適用?
接骨院でも症状によっては保険が適用できますが、骨盤矯正は保険適用ではありません。接骨院で医師の同意書や診断書無しで保険が適用されるのは、「骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷」の外部要因よって起きた急な怪我のみです。つまり、明らかな怪我でないと健康保険は適用されませんし、慢性的な腰痛などの場合も同様です。
また、すでに医療機関で治療している場合は、重複して保険を使うこともできません。接骨院と混同しがちな施設に整体院がありますが、こちらも同様ですので、注意しましょう。
骨盤矯正は保険適用にならないため、接骨院では自費診療になりますが、それでも多くの人が利用する施術です。費用相場は、1回の施術が4,000円~5,000円程度。何度も施術を受けることを前提に、回数券を発行している接骨院もあります。
まとめ
骨盤矯正は、当院では産後1週間から対応致します。遅くても半年くらいの間には受けるのが良いとされています。産後すぐはママの体もまだ万全ではありませんし、産後半年を過ぎると骨盤はどんどんその位置に定着してしまい、矯正が難しくなるためです。
接骨院での骨盤矯正は保険が適用されませんので、自費診療となります。何度も通っていると、費用が高くなるので、信頼できる接骨院を探して相談するのが良いでしょう。
産後の骨盤矯正をお考えの方は、一度当院にご相談ください。