起立性調節障害の症例報告

起立性調節障害の症例報告①

 

前回取り上げた、起立性調節障害について、かなりの反響をいただきました。

 

ありがとうございます🙇‍♂️

 

その中で、フジカイロに来ていた、「起立性調節障害の改善例とかがあれば、聞いてみたい。」

というお声を頂きましたので、今回記事にさせていただこうと思います。

 

もし、いま起立性調節障害に悩んでおられるお子様や、親御さんが、この記事を見て、

ちゃんと治療すれば、改善するんだという、希望を持ってもらえれば、幸いです✨

 

 

 

症例　中学2年生の男の子

以前に、何度かケガをされた時に来院されていた、当時中学２年生だった男の子のお母様から、

 

「１か月前ぐらいから、息子が朝、何度起こしても全然起きれなくて、朝何とか起きれた！と思ったら、お腹が痛い、とうずくまって、結局学校を休んでしまうんです、、。

一度病院に診察を受けたら、『起立性調節障害』って診断されて、処方いただいた薬を飲んではいるんですけど全然良くならなくて、、、。先生のところでなんとかなりませんか？」

 

と、ご相談を受けました。

 

 

起立性調節障害は、前日のブログで紹介したように、自律神経の乱れからくるものがほとんどで、自律神経の調整は、カイロプラクティクで可能なので、ぜひ１度息子さんを連れてきてください。とお伝えしました。

 

起立性調節障害についての詳しい説明はこちら

→https://fuji-groups.com/fuji-sekkotsuin/post-14568/

 

 

初診時に息子さんとお話をしていると、

・朝起きられない怖さ

・動けなくなるようなお腹の痛み

という症状と、

 

さらに、彼の楽しみ、やりがいであった、

 

・体操がやりたいけど、できなくなった

 

というツラさをヒアリングすることができました。

 

私自身学生時代に大きなけがをして、しばらく好きなサッカーができなくなった経験があり、

自分のやりたいことができないというツラさは、痛いほどよくわかりました。

ましてや、自律神経の乱れという、頭ではわかるけど、自分でどうしたらいいかわからない症状なので、彼の不安や悲しみは本当に大きかったであろうと思います。

 

お母様も、来年受験を迎える息子さんが、「ちゃんと受験勉強も出来て、高校進学できるのか？」

をすごく心配されていました。

 

「体操が思い切り出来るように、がんばっていこう！そしたら、自然と学校にも行けるようになると思うよ。一緒にがんばろうね。」

と、声をかけ、施術をスタートしました。

 

 

施術を開始した当初の彼は、お腹の痛さから姿勢は丸くなり、表情もうつむいているような表情。

そして、様々な検査をしていくと、自律神経の乱れが顕著にみられ、背骨の歪みも多くみられました。

 

 

一度乱れた自立神経をもとに戻していくためには、背骨の歪みを整えることは、もちろんのこと、

日常生活でも気を付けていくべきポイントがたくさんあります。

 

施術を行いながら、日常で改善していくポイントを指導し、実践してもらい、経過観察を続けながら、

二人三脚で改善へ、進めていきました。

 

施術を開始して5回目ぐらいから、朝が起きられる日がすこしずつ出てきた！と、

笑いながら話してくれました。

 

そこから施術開始から１５回目ぐらいには、朝起きれない日がほとんどなくなり、

好きだった体操も再開できるようになりました。

 

そこからも、たまに自律神経が不安定になる時もありましたが、体のメンテナンスをすれば、いい状態に戻り、受験シーズン真っ只中になる頃には、何不自由なく日常生活が送れるようになったようです。

 

 

彼が、高校の志望校に合格し、好きな体操も再びできるようになったと聞いたときは、自分のことのようにうれしかったです。

 

 

 

この方のように、起立性調節障害でも、安心してご来院くださいね。

一人一人のからだに合わせて、最善の方法で施術していきます。

 

病院で診断されていない方でも、起立性調節障害のような症状がある方は、お気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

フジカイロプラクティック・京都太秦

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